夕陽の見える街
やはり田原から見える三河湾に沈む夕陽は美しいと思います。思い出の中の夕陽も美しいものばかりです。寮の窓から見えた夕陽、帰りのバスの中から見た夕陽、笠山から見た夕陽、海辺から見た夕陽…どれもが、ボクの記憶の中では、それまで見た夕陽を上から塗りつぶしていて、唯一のものになっているような。
太陽を見ていた頃だったのでしょうね。ボクたちは、1日という長さによって生きるってことを区切っていたのだろうし、それは連続性のないものだったからこそ、朝日や夕陽がとても気になったのだろうと、思っています。
朝、ボクたちは、太陽が沈む方向へと作り出される影のような、ありふれた未来という彫刻を刻む作業を繰り返すことを始めていたのです。それは、もうボクたちが知りすぎてるものだったし、そして、オートマティックに粛々と進んでいく葬送行列のようでした。そうボクには見えました。
あの風車は、ボクがいつも表現した「火葬場の煙突」のようでした。その中間、作り出されるものと、葬り去られるものとの間を、ただ右往左往しているだけが、ボクたちであったように思い出しています。オートマティック、だけれど、ゼンマイ仕掛けのような感じでした。そのゼンマイが終わってしまうと、動かなくなってしまう。壊れているわけではないのです。
すべてのものがあまりにも正確に動いていました。それは胸の鼓動のように。ラインにしてもそうでしたし、ボクたちの生活そのものが、ある一定のタクトによって仕切られているようなカンジ。太陽もそうでした。
あらゆる形容詞をもって表現される風景も、実は3日も見ればあきてしまうと、ボクは、思っていたのです。胸の鼓動を音楽として聞く人がいないのは知っていたのだから。そして、ラインという圧倒的な時間に制御され、その時間という生き物がタクトを振るdeviceは、もうボクたちのいかなる感情さへも必要としないぐらいに、やはり圧倒的に存在していました。
3日後にどこかへ行ってしまったボクたちの悲しみ、そして喜びは、ただ休憩時間と休日を待つだけの感情に置き換えられてしまったということを、ボクは知っていたのです。そしてそれがボクたちの感情の平衡を保つ方法だということも、ボクは知っていたのです。
巨大な仕掛けの中で、圧倒的な時間と風景の中で、ボクが唯一逃げ込める場所は、あの6畳一間の部屋だったし、そして、そこから見える太陽が、沈んでゆく時間だけが、その仕掛けから開放される、時間の止まった瞬間だったように思います。
そしてその時間になると、解放されたボクの感情のスイッチは入って、わずかばかりの時間の中で、ボクはボクとの面会を果たすのでした。ボクは泣いたこともありました。涙が吐瀉物のように感じたこともありました。というよりも、笑うということは、なかったと思います。でも、悲しいというよりも、やはり、なにか詰まった感じ、そしてそれを、やはり涙ってもので、吐き出すような、時間だったよう思います。
それがボクの田原の夕陽です。数百枚、その写真を写したと思います。ここでも、やはり夕陽の写真が圧倒的に多いですね。それでも、やはり、ボクの記憶にある夕陽ってのは、言葉にも写真にも表現できないでいるようなんです。
(ワニに襲われた夢を見た朝に、思ったこと)
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えっと、なんて言うか、え~っと、早く寝るってことは、良いことかもしれないですね。
こっちは、朝雪が降っていましたよ。明日も降りそうで、積もるかもしれないそうです。低温注意報なんてのが出ていて、すごく寒い夜です。
寒いと、身体が縮こまって寝てしまうので、起きたときに「痛い」ってことになりますよね?
じゃあ、また。
管理人さん、ありがとう。
あんまり優しい言葉をかけてもらったら、恋しちゃいそうなのでこの辺で^^
今日は早く寝ます。おやすみなさい。
かりんさん、こんばんは。
ツライ一日…。
きっと、何も言わないほうがいいかもしれないですね。ボクだったら…どうなんだろう、やっぱり何も言わない、だろうと思ったり。それよりか、そうだ、双海海岸に行くってのも良いかもしれませんね。
ユーヒーヒーコーヒーでしたっけ?いつか、教えてくれたのを、いつも憶えているんだけれど…。行けないでいます。
で、その真冬の双海の海で、なんなら泳いで見せたら、きっとツライことも忘れられる、かもしれないなあ、なんて考えています。
ツライ日なんてのは、なければないほうが、良いのでしょうけれどね。
ワニ…じゃなくて、へんな男に襲われないように…。
って、あのワニは、うちの近くの路地にいつもつながれていたんですよ。いつもは、その側を通りすぎていたんだけれど、あの日は、後ろから。誰が飼っていたんだろうね。まったく。困ったもんだ。
今日は少しツライ一日でした。
どうでもいいことで悩んで落ち込んで。
それで夕日を見て管理人さんのこと思い出したり。
管理人さんならなんて言ってくれるかな~?
きっと優しく励ましてくれるんでしょうね。
ま、たまにはこんな日も必要なんでしょうね。
ちょっとセンチになった一日でした^^ワニには襲われていませんが(笑)