期間工の恋(2)
オレは……期間工でもない失業者だから、そんな無責任に「夢」なんてことを語って、相手を幸せにデキルなんて簡単には言えない。自分自身が幸せでもないのに人を幸せにできるわけなどないと、思っているから。自分の欲望のために(それは「相手を幸せにしたい」ということなんかを含めてだが)女性を、嵐の海へ連れ出したりは出来ないさ。
できるかもしれないと、思う時もある。「ふたり合わせたコインでも、夢が買える」かもしれないと思う時もある。しかし、そんな賭けみたいなことをしてまでも、その女と結婚する意味はなんなんだ、と思う。
不愉快な思いをした人がいることに対しては、謝る。悪かった。オレが出来なくても、みんなは出来るかもしれないしね。それに期間工には結婚する権利がないなんて思ってはいない。オレにはないかもしれないが。「オレ」と期間工である「お前」とは違うからね。
結婚している人が期間工だったり、恋人を残して期間工として働いている人もいて、その人たちが不幸だとは思ってもいない。それに多くの人は嵐の海を乗り越えようとしているのだから。
ただ、やっぱり比べてしまうのだよ。やはり今すでに定職もあって、それなりの年収もある男とオレとをね。それにオレに可能性はあるのかと考えてしまうのだよ。今は、夢を見てもいいだろうけれど、それが本当に夢で終わりはしないかとね。
オレがいるばかりに、その女性の幸せを奪いはしないのかと。そう思わないか?例えその女性が「それでもかまわない」と言ったとしても、オレといるよりはもっと違う男のほうが良いのではないかとね。オレがいるから、それこそ、その女性の幸せになるという確率を下げてしまっているのではないかと。そしてそれは生まれてくる子供に対しても言えることだと思うんだ。
コメントへの返事は書きません。
ふーさんがおっしゃる通り「覚悟」が必要なのでしょうね。その覚悟がお互いにあれば、お互いというよりも本人にあれば良いのだろうと思います。離れて暮らしていていることが不幸だとも言えないですからね。毎日のメールだけが全てだということもありますからね。
オレにはその「覚悟」もない、ただの臆病者ってことなのかもしれません。「逃げているだけ」なのでしょうね。
みんなは、みんなの幸せについて考えて、みんななりの幸せを求めればいいのだと思ってる。恋なんてのは、そして幸せなんてのは、こんなに簡単に説明できるもんでもないだろうし。それよりなによりも、愛や恋が「幸せの素」だし、それに形なんてものもないのだろうと思っている。というか、恋愛なんて語りつくされて、手垢にまみれた議論ではあるのだけれど、やはり人の数だけ形があるんだろうと、思っているんです。(それも、分かっていることなんだけれど)
ふーさん、こんばんは
ボクはね、恋愛というの形を全て許すと思って書いているのですよ。その形というのには、ま、いろいろあるってことで、「結婚相手にはむかない」という人もいると思います。それでも、人を愛することってのは、何もかもを超えてしまえるものでしょうから。
それがどういうものかというのは、ここでは書きませんが。
それにおっしゃられる通り、ボクも一週間もあれば結婚できるほど愛し合えると思っています。それぐらいの時間で、そう思ったこともありますし。
あの記事はやはり、ボクの理性の部分というか、ふーさんの場合だとご両親の言葉だろうし、世間一般の、ま、良識とか常識とか言われるものだと思います。「オレ」はそう思うのだけれど、「ボク」はそうは思わないし…。
ふたりでいることの形ってのも、いろいろあるでしょうし、幸せという形もいろいろあるでしょうね。
そう思うと、幸せや恋愛の形というのは、ないものと同じになるのですが、それでも、やはり…。
ま、でも、ボクだったら、ふーさんの主夫になるかもしれないんだけれど、旦那さんは認めないだけ、カッコイイと思いますよ。
あ、いえ、長くてもかまいませんよ。
確かにありかもしれないですね
>「余りにも愛するために、この身を捨てる」
そして、それほど遠慮のあるほど愛する相手は、結婚相手には別の意味で、あまりむかないかもしれません。結婚していればもっとどろどろした部分も出てくるし、醜い部分を見せ合わないできれいな思い出として・・・というのも、一つの選択でしょう・・・
まー、そういうしがらみが眼中に入らないほど盛り上がって勢いでくっついてしまった私は、理性で結婚なんかできるわけないと思ってしまいます。結婚しない、身を引く、という理性があれば結婚なんてしないんじゃないかな。
先日の「期間工の恋」で書かれたことは、双方の親が私どもに言ったことでした。彼はあまり言い返しませんでしたが、誰よりもそのことを自分自身で責め続けていたということをかなり後になって思い知りました。
私だって何もわかってはいなかったのです。諦めるのも苦しいでしょうが、そういう孤独もあります。諦めなかった結果としての今が、諦めていたよりも幸せだと思うのは、私のおごりでしかありません。
たとえば、正職員であってもこうした不安や懐疑がまったくないということはないのでしょうか。つまるところ、非定職云々ではなく、・・・と私はいつも言うのですが、彼は認めません。(苦笑)
*管理人さんのブログなのに長文になってすみなせん。
ふーさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございました。
女性のかたでしたか。
ボクもふーさんのコメントに同意しますよ。同意というか、その通りというか。あれが「オレ」の感情でしたからね。
そういった事情ですと、分かってくれますよね。ボクが苦しむ原因ってのを。かりんさんや、ふーさんのコメントを読むと、純愛っていうことを考えてしまうのですよ。幸せになろう、なりたいとかじゃないところの愛ってのは、ただ「この人といたい」という動物的なもんだろうと思っているのです。
そんな恋愛に理由をつけられるもんじゃないですからね。ただ、あまりにも愛するために、この身を捨てるということも、ありなんじゃないかと、思うのですよ。それが、身を引くってことかもしれないと。
かりんさんや、ふーさんの旦那さんは幸せだろうなあ、なんて思ってます。
憶測でいろいろ言ってすみませんでした。
個人的なことですが、私の夫は非定職者で私は休日出勤があり、世間的に見れば「子どもの面倒も見られない」で来てしまって10数年なんです。
誰に責められなくても、自分で自分を責めたり僻んだりして苦しむ彼の姿を見て、相手が私じゃなくてもっとしっかりした嫁さんだったら今頃正職員になってたかなと思うこともあります。
簡単じゃないし、答えもないけど、本来的にそういうものかとも思っています。幸せを選び続けていきましょう。
こんばんは。
>ぐるりんバスさんへ
好きな人が出来たときのために、いろいろ考えておくってのも必要ですよ~。って、ご結婚なさっているかもしれませんが。
確かにそれぞれの価値観ってのがあって、一概にどうだとは言えないのですが、それに今回のことを書くとお金持ちしか結婚できないようにも受け取られますが、そうではなくて、自分に出来る最高の形での恋ってのがあるんじゃないかと、思っているのです。
>かりんさんへ
いえいえ、かりんさんの、なんていうかな~、ボクを思ってくださる気持ちってのが一番うれしいですよ。きっと、すごく心配しているんだろうなあなんて、想像してました。すみませんね。
でもね、ボクとしては「相手の幸せだけを考えるってのが男の甲斐性だろ」って思ったりもするんです。
ま、共働きということも仕方ない場合もあるし、それが幸せかもしれないですよ。「一緒に」なんて感じになるんだろうしね。かりんさんのおっしゃられる通り「お互い」ってことですもんね。
ただ、パートに出て、日曜日も休みが取れないで、子供の面倒もみられないなんて話も聞きますもんね。そうなったら、なんて思うんですよ。
きっと、かりんさんのような、そういった覚悟があれば、きっと大丈夫なのだと思いますよ。それどころか、かりんさんが食べさせてあげられそうな感じもしますよ、旦那さんが主夫でね。
そんな一途さも大切なのかもしれないですね。
昨日は「逃げてるだけ」だなんて書いてごめんなさい。
管理人さんの気持ちも知らないで。管理人さんはせつなくて苦しくてしょうがないんですね。
わたしもいいアドバイスなんてできないけれど
一人の女性の一意見として聞き流してくださいね。
わたしは彼にだけ「わたしを幸せにしてね!」なんて思っていません。わたしも彼を幸せにしてあげたいと思ってます。
お互いがそう思わないと二人とも幸せにはなれません。
裏を返せば、二人でそう思えたなら、きっと管理人さんの言う嵐の海も怖くないと思います。
管理人さんの幸せ、願ってます。
管理人さん・・・人にはそれぞれ価値観が有るので、言葉がうまく見つかりません、ただ「好きな人が出来て」良かった
ですね。(相手の事を思う・・・羨ましいです)
アドバイスは出来ないけれど、これからも楽しく読ませて
もらい、たま~にコメントも出したいと思います。