帰郷・時は流れて(12月27日)

熱燗4合ほど飲んだら、もう酔っぱらってしまっていて。でもね、酔って記憶がなくなるってことはないんだよね。もう少し若い頃は何時間も果てしなく飲んでいたのだけれど、どうも最近は、てか、この日は前夜まったく寝てなかったし、そんで気持ちが忙しい日だったから、わずか2時間ほどで「もうダメダメ」状態になってしまった。「もう少し話したいこともあるんだけれど…」なんて思っても、身体が言うことを聞かない状態で…。

室生って何もないところだけれど、しんみりと歩くにはうってつけの場所だよね。
あ、そういえば室生のことはこのブログに書いたっけな。今、思い出した。
スティーブンイワサザイこれですね。
そうそう、それで、ボクにプレゼントしてくれた猫マロンはまだ健在でしたが、もうすっかりおばあちゃんになってしまっていました。久しぶりの再会だったのですが、「そういえばそんなこともあったっけなあ」なんてみょうに達観した感じで、泣き声ひとつあげませんでした。乙女猫も熟女猫になってしまうぐらいの時間が過ぎてしまったんだなあ。時間がボクたちの思い出を熟成して、そしてそれは重量を増して、ボクの心の中に納まっていくような感じなんだ。
さよならマロン、今度会うときまで元気でね。
朝、ボクはごはんを食べて、そしてコーヒーを飲んだりしながら、昨夜言えなかったことなんかを話していました。もう一晩泊まるときっともう話すことがないくらいな感じになってしまって、それは映画のエンディングのようなもので、「もう一度再生し見る?」って感じになってしまうようなものになるんだろうなあ、なんて考えると、「もう一晩泊まってく?」という問いかけに「えっと、もう帰らないと」なんて帰らないといけない理由もなかったのだけれど、そう答えてしまったのです。
室生のおばさんに(実のおばさんではないのだけれど、それにおばさんでもないのだけれど、ボクたちは「おばさん」と昔から呼んでいるのだ)に駅まで送ってもらって、雨上がりの室生を後にしました。
ボクは京都に行こうと思っていました。京都を歩くのも12年ぶりでした。あの暑い夏の五条坂のことを思い出していました。まだボクたちがとても若かった頃のことです。

1件のコメント

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