紅白(追悼2008年)

で、結局ニュースも終わって…。「紅白」ではなくて「ダウンタウン」を見ています。
紅白、そう言えば、海外にいるときはラジオ日本で聞いてました。時差があるからお昼過ぎに始まっていましたが。そして日本時間の新年をお祝いしたり…。離れると、日本というものを考える機会が、時間が増えますよね。質問もされますし。
「ダウンタウン」から教育テレビに替えました。「永平寺」をやっていますね。立松和平さんがインタビュアーです。
初詣は、去年は行きませんでした。その前は行ったかな。当時住んでいたアパートの近くの、琴平神社の末社でした。
子供の頃は、「ゆく年来る年」を見て、そしてすぐに近くの神社に詣っていました。家族みんなで行っていたのですが、いつからか、たぶん、長姉が就職していなくなったり、兄が中学生になったら友人と行くようになったりすると、両親と姉とボクの四人で、ということになって、兄や次姉が実家を離れると、3人だけになって、結局今は母親がひとりで詣っているのだろうと思うと、少し哀しくもあったりします。
盆と正月。特別な日でしたよね。貧しい家だったので、洋服も盆と正月しか買ってもらえなくて、ま、ほとんどはお下がりだったのですけれど、それでも年に2度は新しい下着と洋服を買ってもらってました。少し気恥ずかしい感じでした。上から下まで新品でしたからね。
今でも新しい服を着るのはなんだか気恥ずかしい感じがします。
子供の頃は餅も臼と杵でついていて、それに近所の人たちもきて、何軒分かを一緒についていましたから、お祭りみたいな感じでした。それも電動餅つき器なんてのが流行すると、各家庭で餅つきをするようになりました。そして今はお供え餅も市販品なんて人のほうが多くなったような。
ひとり暮らしをするようになってからは、正月に帰省することも少なくなっていって、父が亡くなるまでの数年は病院での正月が多くなったので、実家には正月がなくなったように感じていました。そしてボクも正月には帰省しなかったのですが。
ひとつの区切りとしての正月。
きっと過去に感謝する日なのかもしれませんね。
もうここ数年はせいぜい18キップや夜行バスでの旅、四国遍路のように歩いて野宿なんて旅しかしなくなったのですが、それも出来るうちは幸せなのでしょうね。というか、野宿をできる元気があるだけでも幸せなことなのかもしれないと思っています。

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