さよならの木曜日
田原工場赴任者は水曜日に受入れ寮である田中和風寮を後にして、田原市内にある寮、そして富士見寮へと転寮となっていたのですが、今週から木曜日に転寮するようになったそうです。
「仙人が出てくる」なんてホッチキスは言うのだけれど、田原はそんなところではありませんから…。(てか、今時いるのか?)
さよならの水曜日
さよならの水曜日、田原配属者の転寮の日。午後、15時の休憩の後に、バスにのって田原に向う。ボクたちは、一日早い転寮に少しだけ憂鬱な気分になっていた。火曜日、さよならが言えない火曜日は、実は田原配属者にとってはさよならの夜だったのだ。健康診断不合格者と田原配属者にとっての最後の夜。
時間にして3時間ほど。そのために一日早く転寮していたのだろうか?田原工場に配属が決まると多くはなぜだか悲しい表情に変わる。名古屋や豊田からの距離もだろうけれど、悲しいのはその一日早いさよならなのではないかと感じていました。
北斗星さんの言う
田原行きが発表になった時、異様なざわめきと我々を哀れむような視線を感じたのを覚えてます。
なんて感じも、きっと田原という街へ就くということへの哀れみというよりも、距離と時間からのものだろうと思います。
哀しいですか?田原に来たことが?
ウエちゃんさんのコメント
バスの中から見えた白い風車は、まるで外国映画の一場面の様に、ゆったりと、美しく回っていました。
そしてバスが、その巨大な工場の構内に入った途端、それまでざわついていたバスの中の人々が、急に押し黙ってしまいました。
私の隣りの席の人が、思わず両手で顔を覆い、哀しそうに長いため息をつきました。
バスを降りる55名、見事なまでに無言でした。
雨上がりの街は、普段よりも綺麗だったと思います。少し湿った空気は柔らかく皆さんを包んだことだと思います。見えた風車は、ボクたちが田原にいる間中、あの位置で、やはり「ゆったりと、美しく回って」いると思います。
さよならの水曜日
劇的な出会いを演出するために、バスは15時過ぎに出発するのだろうか。夕暮れの田原の街をゆっくりと、まるで異国の街へ着陸する飛行機のようにバスは寮にアプローチするのだろうか。
ボクは、豊田市やあの周辺の町よりは田原の方が好きなのです。山も海もありますからね。それに豊田よりは過しやすい気候ですから。夏は2度ほど低いですし、風があるから湿度もそれほど高くなりませんしね。
いろいろ抱えてのトヨタ期間従業員だろうと思います。それが風景を哀しいものにさせるのだろうと思います。時として風景を怨んだり憎んだり…。その憎悪の対象が風車になったり…。
人のこころは、すこしカナシイですね。
でも、人のこころは、すこしカナシイぐらいが良いですよね。そのカナシイこころが優しさとか、温もりとか、愛情とか友情とかの、カナシクナイものを感じるこころになるのでしょうからね。それは、もう、ボクが言うよりも、歌とか小説とかで語りつくされているのですが。
ですから、今は、哀しい気持ちを持ってください。「哀しくないよ」なんて言いませんから。哀しんで哀しんで、もうどうにかなるぐらい哀しい気持ちでいっぱいになってもいいと思います。
そうしたら、きっと何かが見えてくるかもしれません。そして抱えてきた荷物をひとつひとつ解くことが出来るのかもしれませんね。その頃になると、きっと、田原の街も好きになって、そして半年後にはカナシイ気持ちでこの街を後にするのだろうと、思っています。延長する人もいるでしょうね。そして、ボクたちのように「田原でなきゃイヤ」なんて、カナシイほど田原を好きになったりするかもしれないと、思っています。
とにかく、ようこそ田原工場へ。
(#修行僧とか仙人とか、そんな精神的修行をするのだろうと考えると、やっぱり仙人がいるんだなあ、なんて考えたりしているんだよ。)
なりさん、おはよう。
えっとね、困るというよりも、水曜日にはもう転寮しなければならないという理由から、少し悲しかったりしたかな。「え、もうかよ~」なんてね。
ま、それに、田舎ってイメージもあるしね。確かにそうだし、ま、名古屋という都会に近いということで来た人もいるだろうしね。ま、車でもあれば、ってことにもなるんだろうけれど。
仙人…。う~ん、ちょっと違うような…。う~ん、携帯も持ってるし…。職業が仙人なんですかねえ。
田原配属だと、そんなに困るかなぁ。
私は嫁いできましたよ。
私の家の近くには店もないので、自動車がないと不便です。
ぐるりんバスも通らない場所です。
子供を育てるには最適だと思いますよ。
管理人さんの写真を毎回見ては、
まだまだ私の知らない、素敵な田原の場所が
あるんだなと気付きます。
仙人は田原ではなく、豊田にいますよ。
何年か前によくCBCテレビで映っていました。
まだ仙人いるのかな‥‥と検索してみたら‥‥
いたいた!!
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