さよならの水曜日
2007年3月15日
さよならの水曜日、田原配属者の転寮の日。午後、１５時の休憩の後に、バスにのって田原に向う。ボクたちは、一日早い転寮に少しだけ憂鬱な気分になっていた。火曜日、さよならが言えない火曜日は、実は田原配属者にとってはさよならの夜だったのだ。健康診断不合格者と田原配属者にとっての最後の夜。
波瀬公園の桜と笠山なんだけれど、これは去年のものです。
豊田インターチェンジから豊川インターチェンジまでの、１時間に満たないドライブの間、ボクたちはただ押し黙ったまま、車窓にうつる流れ行く街を見ていた。豊橋に着く、レインボーブリッジを渡る、そのまま三河湾大橋に乗ると、逆光の正面に蔵王山が見える。そして、その真上、蔵王山の上の夕陽。セントレア方面には飛行機雲が垂直方向に伸びる。これがボクたちと田原の出会いだった。
劇的な出会いを演出するために、バスは１５時過ぎに出発するのだろうか。夕暮れの田原の街をゆっくりと、まるで異国の街へ着陸する飛行機のようにバスは寮にアプローチするのだろうか。
ボクたちの不安が、一応にピークに達するとき、そのあまりにも劇的な風景を忘れないでいる。そして、ボクは、その劇的な風景を探すことを続けていたのかもしれない。見つかりはしなかったのだけれど、ボクは、田原に居る間中、あの夕陽の色や形や、そしてボクの気持ちなんてのを、探していたのだろうと思っているんだ。
でも、それは、探しても探しても見つかるものでもなくて、ボクが探し続けるほど、思い出の中では綺麗なものに成長する生き物のようでもあったと思っている。
今週も６０人ほどの田原工場配属者がいたそうですが、やっぱり、夕方、三河湾大橋から見た夕陽は綺麗でしたか？
こんにちは
＞reikoさんへ
安定性はあるでしょうね。定年まで現場で、管理職にもなれないと、ツライ時もあるかもしれませんね。ま、でも、安定なくして、幸せもないかもしれませんよ。
肉体的には、ま、慣れもあるでしょうし、ライン作業が好きな人もいますから、こればかりはなんとも…。
＞北斗星さんへ。
「コメント削除の件」が何度も反映されていますが、どうしてでしょうか？その度にこちらで削除するのですが？
えっと、ま、そんな感じですね。ボクなどは希望してきたので、ま、そういう目で見られるのが不愉快でしたが。
田原はなんでもないですよ～。ユニクロやヤマダ電機なんてのもないし。映画館も。その度にバスに揺られて、電車に乗って、そんで徒歩で移動の豊橋市内は疲れましたよ。
ああ、そうそう、怪しいオヤジたち、最近多くないですか？５０歳過ぎの人たちも多くなっているような。
ま、延長の条件には寮もありますよね。寮を替えてもらうことが出来ればいいのにと思ったりもします。田原仮設や富士見寮、田中和風寮なんてのは、やっぱ不公平感がありますよね。みんな同じだと、我慢もできますが…。
田原行きが発表になった時、異様なざわめきと我々を哀れむような視線を感じたのを覚えてます。
田原へ護送されて行く時は、やたら時間がかかるじゃないですか？一体どこまで連れて行く気だ？と、期待より不安の方が大きかったですね。しかも、我々が連行されたのは富士見ですから、着いた時はなんだこのイナカは？とガッカリしたのを覚えてます。
大清水駅まで徒歩圏とは言え、この強風の中徒歩20分は辛いものがあるし、田原と違って豊橋は町の中心部に全てが揃っていないので、ユニクロなら柳生橋、映画館なら南栄、ジャスコなら芦原と最寄駅かバラバラ。中心部に出ればひととおり用が足せる田原がうらやましく思います。
同じ仮設寮でも、決定的に富士見が不便なのは大浴場がないこと！部屋の風呂をいちいち沸かして入らなきゃなりません。もう1人の同じ直のヤツが入ったあとは、汚くて入る気がしません。足も延ばせないし、田中和風の広大な大浴場がなつかしいです。
通勤時間も片道早くて30分、ひどい時は1時間近くかかります。1直の時は3時30分起きですよ。
同じ部屋に反対番がいるのも困りもので、2直で帰ってきた時は泥棒のように抜き足差し足で静かに部屋に入ります。ま、このように気を使ってるのは自分だけですが…。
自分も先週延長の声がかかりました。もちろん断りました。満了してアテがあるわけじゃないけど、とりあえず期間従業員はもういいかなと思っています。寮生活の不快さと、期間従業員の多数を占めるヤンキーorオタッキーな若者、怪しいオヤジに囲まれた生活は正直自分には合いません(笑)
最近ずっと、日記ひそかに読んでました。
もう、愛知から離れたのですね。
実は、彼氏が田原寮にいます。
ここで働く正社員はどう思いますか？
安定性はあるんでしょうけど、体力的に一生働くって？？？