どうして女子新入社員は運搬に配属されるのだろう…？

かわいいあの娘はリフトマン
噂ではこうです。4月に入社した数少ない女性社員のひとりが第一ボデー課の運搬係に配属されて、フォークリストに乗っているということなのです。そしてその姿が、例えば指差確認する姿が「萌え～」だそうで、なによりもカワイイということで、ボデー課の溶接火花が散る中での、ま、所謂掃き溜めに鶴ってな感じなんだそうです。

去年入社のSさん（というコメントをいただいたのでSさんにしときます）も、1年を過ぎて、ええ、ま、最近見かけたのですが、「なんだよ～、何があったんだよ～」ってぐらい美人になっていましたよ。「かわいい」じゃなくて。髪型のせいかな？もうすっかりリフトの腕もあげて、あのかわいい仕草での指差確認「右よし左よし」も、「オラオラ、邪魔なんだよ～、右よし左ももちろんよし」なんて…、言ってないと思うけれど…。

ジャスコ田原店、田原市図書館、そんで十六夜の月…。
さて今年もかわいい女子新入社員が運搬に配属されたという情報が入りまして…。（てかさあ、そんな情報をもらっても、オレにどうしろってんだよ～。かわりに報告しろとか？）
今年はエレカマン。ユニエレカに乗って、颯爽とボデーハウスを走り回っているとか…。
現場は非常に女性が少ないので、とても大切にされますよね。ま、上げ膳据え膳に、噂では食事代なんてのは払わなくていいとか悪いとか。送迎付きという噂まであって、ほんと、女性には天国みたいな職場かもしれませんね。
ヘルメットに保護めがねなんて出で立ちなので、それに薄暗い工場内なので（なんであんなに薄暗いのでしょうね）、それにもうアドレナリンとかインシュリンとかなんだか分からない物質が脳内を満たして疲労困憊して、幻覚が見えている作業中ですから、

長澤まさみがいる

なんてことになってしまうのだろうと…。
中にはタクトに追われながらも、リフトが見えたり、エレカが来るたびに、張り切ってしまう人もいたりで、きっと、女子新入社員が運搬に配属される理由のひとつに、そういった効果があるのだろうと思ったり。
でも、その女子社員だって、工業高校を卒業して、溶接とか自動車整備とかの免許を持っていて、トヨタに入社するまでは「わたし、トヨタで車を造るんだもんね」なんて夢や希望もあったのだろうと。
いえ、決して運搬が車造りとは違うと言っているのではないのですよ。重要な仕事だし、あのリフト運転は、多分トヨタのリフトマンはボクが知っているどのリフトマンより凄腕と感じるぐらい、うまいし。
でも、なんだか「違う」なんて感じていて、インパクトレンチ使いたいとか、スポット溶接したいとか、面険したいとか、とにかく車の部分に触りたいと思っているのではないかと…。
車を造るという実感みたいなものが、少し感じられないのではないかと思ったり…。それならいいのだけれど、「ま、給料さえもらえば、なんでもいいっか」なんて思っていなければ良いのだけれど…。てか、それはそれでもかまわないのだけれど。
う～ん、やっぱり、このあたりも問題は、ジェンダーとか、フェミニズムとか、上野なんとかとか…って話になりそうなので、お終い。
さてと…。