最後の男
まったく忙しい。
トヨタがだけれど…。よくこれだけの車が売れるものだと…。本当に売れているのか疑ったり…。田原工場だけでも、毎日2000台強が製造されているんだから、これはもう「売れすぎ」ってもんで…。
トヨタの田原工場で最高品質を生み出すラインを見た (池原照雄の「最強業界探訪–自動車プラスα」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
まず感じたのは、高級車なのに83秒という組み立てラインのタクトスピード(1台が組み立てられるスピード)だった。通常60秒前後で動かす量産車のラインにもひけを取らない。
このため、ハイブリッド車を含む「LS」「GS」「IS」を、2直操業で1日670台もラインオフしている。小売価格ベースで試算すると1日当たり50億円前後を生み出す、超高付加価値ラインだ。
もうボクの身体は、ブログの記事を書く体力も残していなくて、それどころか帰寮後は風呂もご飯も、歯を磨いたり、布団を敷くことも、パソコンの電源を入れることさえも、億劫になるほど、疲労困憊。1秒あれば身体を横たえて、天井に見える、なにか不思議なものたちを相手に笑っていたり…。
まったく、まったく…。
そんなわけで、疲れていて、「休みたいよ~」「もう辞めたいよ~」なんて思いながらも、身体はふらふらと夢遊病者のようにバス停にたどり着いていて、「あれ」なんて感じでシートに座っていたり…する?
時間に正確な男は嫌いではないのだけれど、あれほど正確すぎると、逆に嫌悪してしまうもので…。
最後の通勤バスが発車する5秒前、その男の走る姿が見える。それも毎日。
ボクも最終便に乗っている。毎日。
その男は、誰よりも最後に、そして誰よりも急いで、バスに乗り込む。きっと、どこかに隠れていて、「うんうん、今日もオレが最後だもんね」なんて、「じゃあいっか」なんて言いながら、そしてそれが期間工生活唯一の楽しみであるように、バスに乗り込むのだろう…。
最終バスの最後に乗ることが、その男のジャストインタイム、トヨタウェイ…。
建物の、木の陰に男は潜んでいて、「じゃ、いっか」なんて今日も、この雨の中、ぬれながら走ってくるのだろう…。
最後の男。股間も濡れる…。
てかさあ、もう30秒、いや10秒、早く来れば良いじゃん。いくら最初に降りるとは言え…。
こんにちは
>歩さんへ
えっと、いろいろな人は多分同じくらいの割合でいるのだろうと…。
んで、ま、ボクが見つける確率が高いのだろうと…見つけるというか、探し出すというか、いつも観察してるというか…。それに、実際はそれほどでもないのに、「射精している」なんて書くと、もうとてつもなくいろいろな人になってしまっているのかなあ、と思っています。
田原市内、豊橋市内の寮に住んでいる人は、ただ一ヶ所田原工場だけですから、寮生=田原工場。こういったことは本社地区ではないですもんね。
だから、寮内であまり悪いことや、目立つことは出来ないでいるから、それなりに環境は良いとおもいます。ま、ボクの個人的感想ですが…。
>今井Kさんへ
あ、田原にお出でになっていたのですね。その前後のエントリーはRSSにかかっていたのですが、その記事だけは未読でした。そっか、ミマスも…。
その日は、ボクもそのあたりにいましたよ。で、ラーメン食べて…街に行ったかな。
って、その変わった人って、今井Kさんじゃないですか…。
でもマジ変わった人は、こんなブログを書いて、ニコニコ笑っている人かもしれないですね。
本当に変わっている人はバスに乗らないとも思うのです。
自転車こいだり走ったり歩いたり・・・
飛んだり跳ねたりして通っているかもしれませんぞ。
いろんな人がいますねぇ。田原は期間工の人数も一番多いんで、ある意味、色んな人を観察出来ていいかも知れないですね。無理やり前向きに考えればですけど(笑)
そういえば、堤ではあまり変わった人は見た事ないなぁ。
他の工場はどうなんでしょうね?