モラル、礼儀、デリカシーとか
身体が痛むとき、筋肉痛とか関節痛とかは、バンテリンを塗ってそしてパラフィン温浴とか、診療所とか…。心の痛みはどうしていますか?
コメントより引用。
早いもので、初めて田原の地を踏んだあの日から間もなく半年。
私は延長の道を選ばずに、あと10日程で満了する事にしました。
やっぱり疲れましたね…。
一番不安だった身体の痛みや疲れには、始めのうち確かにとまどいましたが、いつの間にか慣れていました。
でも、心の疲れは慣れる事無く、蓄積、増幅していきました。
この会社のシステム、特に人の使い方という物には色々と疑問は感じましたが、大企業なんてどこもそんな物なんでしょう。
でも、この巨大な職場で初めて接した大勢の『人』という物に対する違和感やストレスは予想以上の物でした。
そして、それは期間従業員の人達に感じる事よりも、圧倒的に社員の人達から受けた物の方が大きかった様に思います。
モラル、礼儀、デリカシー、そして思いやりなんていう、大人、それも一流企業の社会人なら当然持ち合わせているものだろうと思っていた物が、この工場では全く必要とされていない事に、少なからずショックを受けました。
生産現場の最前線で、そんな物は必要ないのかもしれません。また、そんな物ない方がラクで働きやすいという考え方も『あり』なんだろうとも思います。
でも、私にはラクには感じられず、なので、これで失礼します。
それだけの事です。
とにかく、6ヶ月の契約という約束は、大人として果たそう。
その思いだけで、ここ数ヵ月頑張ってきた気がします。
同じストレスで疲弊するなら、もっと違う事で疲れる方向を選ぼう。そう思いました。
これからもトヨタで頑張っていかれる方達には、本当にエラそうに受け取られる書き方をしてしまい申し訳ありません。
もちろん私自身も、この半年で得た物も多くありました。
頑張り抜けた事で、自信を得る事も出来ました。
その事は本当に感謝しています。
管理人さん、そしてトヨタで働く皆さん、これからもお身体に気をつけて頑張って下さい。
心から応援しています。
これからもこのブログを拝見して、またおじゃまさせて頂きたいと思っています。
そうですね、いろいろなことに無神経すぎるのかもしれませんね。同じことの繰り返しだからかもしれませんし、それが長く働くということのテクニックかもしれませんし。それが「あり」なのかもしれないと、そう考えたりしています。
良い職場だと、例えば少し年長者の方には、言葉使いとか、態度とかも、注意して接しているのですが、これも上司であるGL次第なのでしょうし…。
きっと、このような仕事は、向き不向きもあると思います。それは寮の生活でもそうですし、そういった無神経さみたいなものこそが、生きる術なのかもしれませんね。ボクはそう思います。
モラル、礼儀、デリカシー、そして思いやりなんていう、大人、それも一流企業の社会人なら当然持ち合わせているものだろうと思っていた物
を捨てた人、もともと持ち合わせない人の方が強く生きられる。そういうことなのかもしれませんね。
ボク自身が危惧しているのは、ボクの感情が少し壊れてしまっていて、そういった「当然持ち合わせているもの」までも捨てるという作業をして、かなり無神経に振舞っていないかということで、やはり早めに脱北しなければならないのかもしれないと考えたりしています。
やっぱり、騒音とか臭いとか暑さとか、単調な日々とかは、精神を少し壊してしまうのではないのでしょうか。身体が疲れて、痛むように、そしてタコや豆が出来るように、心も疲れて痛んで病んで、少し歪な形に変形する。それが労働というものなのかもしれません。
歪な形になったことに誰も気がつかなくなると、それが普通だと思うようになると、モラルなんてのはすっ飛んでしまって、そうそう「偽装」なんてことが平気になるのだろうと思っています。
曇り空、少し寒いかな。
>もっさんさんへ
そうですね。トヨタの場合だと社長とか工場長なんていうよりも、現場の課長とかCL、GLの考え方や行動なんてので、随分と変わると思います。
良いGLのところの社員ってのは、良い人が多いと思います。そのモラル、礼儀なんてことに厳しいGLだったりして。
大きいから質にバラつきが出来てしまうんですよね。それが当たり外れになって、延長するもしないも運しだい、なんて言わる状態で。
期間従業員からの登用者が増えてきている割には、そういう人たちが期間従業員をバックアップできてないのが、どうも不思議でたまらないんですけれど…。
>さといもさんへ
さといもさんがいつかお書きになった、言葉使いに対して激怒なさったって話、ボクは、そういうふうに怒る人がいないのも原因だと思っています。
たしかに離職率は低いですし、過しやすい職場作りを目指しているのでしょうが、逆に「トヨタってけっこう自由なんだよね」なんて社員が思っていて、人間の内も外も自由になりすぎていたりするのかもしれないと。
でも、入社したてのころは皆さん清々しいんですけれどねえ。挨拶もするし…。
ま、国自体が、そして自治体が下手に出てたりするから…。
>kemamiさんへ
えっと、ボクが見てきた駐在員像なんてのは、語学力だけかなあ。あとは、買春なんて当たり前だし、って感じで、もうなんかねえ。
仕事に来てるのか買いに来てるのか分からないようなヤツとか。でも、仕事が出来れば許されるって感じもしたりで…。どこかの企業みたいだけれど。
結局、一緒になってしまうのかもなあ。受け入れないと、やっぱり仲間ハズレという感じで、そして狭い社会だから、なおさらだし…。
トヨタも、そんな狭い社会だろうと思うし、組が違ったら空気も違うし、品質が一定してないってのが、車と違うところか、同じところか…。結局、人だからなのか…。
私は、とある日系の大手(一流じゃないよ、大手ね)の
物流会社の香港支社で2年働いてたことがあります。
国鉄時代はよかったなぁという、くちばしの大きな鳥が
トレードマークの会社です。
モラル、礼儀、デリカシー、ともに酷かった。
本当に酷かったですよ。海外拠点だから、ある程度
選ばれた人が来ていてこれかと思ったときに
「社風」と言うものがどれほど恐ろしいものかに
気を失いそうになった記憶があります。
「私はそれはおかしいと思うし、受け入れられないよ!」
と発信していくのは自分を維持していくのにとても
大切なことだとわかっているんだけど、あまりに長く
そんな日々が続くと心から疲弊しちゃうよね。
よく学校を出てずっとトヨタに居る社員は非常識との話を聞きますし
トヨタに勤めているのをいいことに強気な態度に出る者も居るみたいです。
これは誤りに気付かせない環境にも原因があると思うし
トヨタとともに成長してきた地域社会にも原因があると思います。
これらは大企業と企業城下町の悪い面ではないでしょうか。
世界のトヨタの常識は、世間・・・いや
『世界の非常識』だったりとか考えてしまうもっさんです
でも組織というのは大きくなるに連れて
そこだけの世界を作り上げてしまう
その組織を健全に保つのは
やはり経営者やらリーダーのモラルが健全でないと
もしリーダーが『裸の王様』であっても
だれもそれを指摘しない組織は異常ですが
もっと異常なのはそれを指摘するどころか
その『裸の王様』の非常識なモラルを
組織の常識にするゴマすり連中がいて
そいつらが組織の上層部を占めていること
それが組織を静かに腐敗させていく
もはやモラルなんて言葉は
建前に過ぎないとみんなが思う空気が
なんとも言えず怖い今日この頃です