赤福とか

そう言えば伊勢に行く前にMチーが「お土産は赤福はダメですよ」って言ったもんだから、理由を聞くと「消費期限が当日限りですから」なんてことだったのだけれど、名駅のキオスクなんかで販売しているアレはきっと真空パックとかで、少しだけ長めの消費期限になっているのだろうね。

赤福偽装 “みそぎ”をしないと:中日新聞・社説(CHUNICHI Web)
コーチンの次は赤福、また偽装表示である。「老舗」とは信頼の上に成り立つ看板だ。それだけに消費者の「食」に対する不信をかき立てた。もういいかげん、その根を断たないといけない。

根を絶つ、根絶できるのだろうか?なんて思っているのだけれど、トヨタ自動車田原工場の平成19年度重点実施事項「安全と環境・品質・量・コスト」なんてのは、どこの企業も目標としていることなんだけれど、「安全と環境・品質」と「量・コスト」は相反するものだから、量を追求すれば安全とか品質とかはおざなりになる/なりがちだ、ということなんだろう。
先日も書いたのだけれど、「当日限り」って消費期限はとても新鮮なイメージを持つのだけれど、お土産には適さないと思う。宅配便で冷凍輸送すれば…なんて考えていたのは、ま、ボクだけじゃなくて、その赤福はすでに、って感じで。

「赤心慶福」の精神は、生産から小売りまで、一次産品から加工品まで、食品の製造に携わるすべての人が堅持すべき心構えのはずである。「明浄正直」の原点に立ち返り、食の業界一丸となって、不信の連鎖を断ち切る姿勢を見せてほしい。

てか、外食産業に対する不信ってのは、断ち切ることなんか出来ないで、信じる信じないというレベルの話でもないように思う。美味いか不味いかとか、安いか高いかとかで、どっかで妥協していたのも、食産業だと思っているんだけれど。「汚い店ほど美味い」なんて根拠なき噂もあったり、えっと、ま、出汁にアレを使ってるとか…。

赤福本店。てか、伊勢土産は、やっぱ伊勢海老せんべいじゃんね。なんとか飴とか、伊勢うどんとか…。神宮のお札とか、鈴とか…。

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