延長申請
そう言えば、期間延長するときに書く「契約期間延長申請書」(だったかな)に延長理由を書く欄があって、「貯金をしたい」「地元に就職がないから」「仕事にやりがいがある」「社員登用をめざしている」「組の雰囲気がいいから」「上司にすすめられて」「その他」なんて項目から選ぶようになっているのだけれど(複数選択可)、延長する人たちが例えば「その他」の欄に組の不満やGLに対しての不満なんかを書くはずもなく、そんな理由なんてどうでもいいことなんじゃないかと思っている。
社員登用を目指している人は、ま、その延長申請時にアピールしたいという気持ちはあるのだろうけれど、そうでない人は「延長したいから」ということが理由なんだろうけれど…。
本当に聞かなければならないのは「期間延長をしない理由」であると思うのだけれど、そういった声は完全に無視されてしまうのだろう。例の再赴任ハガキ、いわゆる赤紙にしても、再赴任しない理由を書く欄があるのだけれど、結局その前にGLなり会社が不適切とした人物にはハガキ自体届かないので、「不満」をいう声はほぼ抹殺されている。
「契約延長しない申請」や「再赴任できないハガキ」なんてものに、トヨタの人事が耳を傾けなければならない声が隠されているのだろうけれど、もうキム王朝での党員のごとく人の声しか集めない状況ってのは、紙の無駄、インクの無駄、形式だけ、なんてことだろうと考えている。
きっとトヨタは「安否確認システムを作った」と言う実績だけが欲しかったのかもしれませんね。
使える・使えないは別として…。
* なめこそば * 2008/02/26 7:37 AM *
なんて例の安否確認システムについてのコメントに禿同なんだけれど、ま、結局そんな形式ばかりのことが多くて、期間従業員の声なんてのは、ほとんど届かないのだろう。
4月からシニア期間従業員の組合員化がはじまっても、不平不満を言うようなことはないのだろうし、そんな機会も、あるとしても無記名式ではなくて、無記名式だとしたら、これもほとんど抹殺される運命のものだろうし…。そして3000人強の数がどれだけ物を言うかというと、これも疑問だし、ほとんどのシニア組合員は無関心を装うだろうし……。
なんて考えると、これも「非正規雇用者を組合員化した」と言う実績だけが欲しかった、と言われるのだろうしね。
たとえGLのミスで特別手当がもらえなかったというような事態になって、退職後に人事に電話しても「注意しときます」で終わり、そんで本当に注意したのかしないのかも、永遠に分からないままになってしまったり。たぶん、そんな期間従業員の損失ってのが、かなりの量あって、そんなことも完全に無視されているのだろうと思う。
そして延長できない理由や再赴任ハガキが来ない理由も秘密にされて、一方的に裁かれてしまうシステムこそが、使い捨てと言われている原因だというのを気付かないで、「期間工と言ったらダメ」とか「期間従業員の人に優しく」なんて言っていて、それは慇懃無礼ということと同じだということを気付かないトヨタの不感症の漏れ漏れな部分って、いったい何なんだよ~って、思っているんだけれどね。
>高岡在住さんへ
就業規則を変えなければいけないだろうし、それに対しての契約を更新しなければならないだろうから、全員が一斉にするのも難しいのでしょうね。
今からシニアになる人たちは、新しい就業規則や契約だから、そのままユニオンショップで拘束されるのだろうと思っています。
強制というか、そういう仕組みになっているのでしょうね。てか、それがユニオンショップってことなんでしょうね。
>北斗星さんへ
えっと、上にも書いたけれど、それを労働規則や就業規則に謳っているので、契約するということは組合員になることも約束するということになるということなんだろうと。
ま、会社も企業内組合に入っていてもらったほうが安心ってこともあるのだろうし。
>佐藤さんへ
ああ、そうでしょうね。
そういう回答項目があっりますから、きっとおっしゃられる通り「工場の安否」のほうが心配なのでしょうね。
やっぱりねえ。
安否確認=明日、生産稼働出来るかな?の、確認でしょ。死んでたら、生産の人員確保しなくちゃならねーし、従業員の安否なんて本当は、その為にあるシステムでしょ。
先日もらった「シニア期間従業員への契約延長について」(延長しないって言ったんだけど)には、「当該組合員にならないと、会社を退職しなければならない」と書いてありました。本当に強制加入なんですね。
4月からシニアが組合員になるわけですが、今いるシニアが即4月から、という訳では無いようです。
4月以降にシニアになった者、又は更に延長したシニアが対象のようです。