風景を集めて
2007年12月3日
土、日曜日はジャスコ田原店前のイチョウ並木や愛大校内の枯葉を写しに。日の出前に動きだして、朝陽に輝くイチョウの葉とか枯葉とか。もう来週には冬枯れた風景になっているのだろうね。そしてその木々の間を風が通り抜ける。風の街。
黄金色の街を、彷徨い彷徨いあるいても、たどり着くところは、悲しみの部屋。悲しみの上に悲しみが折り重なる空間。ちょうど歩道に重なった落葉のように。気持ちは、どんどん堕ちていく。なにかに寄りそっていたいのだけれど、それさへ持ち合わせない自分の貧しさ。
きっと誰かに「寂しいよ」なんて言えるといいのだろうけれど、それさえも出来ない自分の貧しさ。ただただその黄金色の悲しみの歩道を歩く。ひとつまたひとつと散り落ちては重なり合う悲しみ。
すこしだけブレているのだと思う。格差にしろなにも金というもので解決できる問題ではないと思う、と書いた。貧困だってその通りで、どれくらいの収入があれば貧困ではないか、ということではなくて、やはり明日が見えないという風景の貧困が一番の問題だと思う。
それは「寂しいよ」と言える相手がいないということとなんかも含めて、自分の周りの寂寞とした人と人の関係、その風景だと思っているんだけれど。
重なり合うことの出来る枯葉は、そこに散り落ちたとしても、幸せなのかもしれないね。人は、落ちるとこなく、ただ彷徨い彷徨い、そしてたどり着くところは、元の場所。悲しみが折り重なる空間なんだろうと思う。
黄金色の悲しみは、そしてボクをひとりにさせるのだよ。
まことさん、こんばんは。
そうだなあ、自分から言えれば気が楽になるのでしょうけれどね。
んでも、それもまた自分で…。
なにも否定することはないのだろうし。
孤高なんて言葉がありますが、孤独は恐ろしいものでもあるし、またカッコイイものでもあると、ボクは思います。
山を登る感じかなあ。
一歩一歩無言で山頂を目指して歩く感じ。
雪山でも良いし、あるいは岩壁でもいいし。
山頂は、そうだなあ、期間工だと満了の日かもしれないし、給料日かもしれないし、お盆や正月かもしれないし。
そういった独りを自分の中で楽しめている人は、見ていてやっぱりカッコイイかなあ。ボクもあこがれていますよ。
またコメントしてくださいね。
「寂しいよ」なんて言えるといいのだろうけれど、それさえも出来ない自分の貧しさ。ただただその黄金色の悲しみの歩道を歩く。ひとつまたひとつと散り落ちては重なり合う悲しみ。>自分がそうです
人の寂しいよの言葉は聞きますが、自らは言えません。
言うとみんな離れていってしまうのです
我慢も限界かもしれません
孤独ほど恐ろしいものはないです。。。
おはようございます。寒いですね。
やっぱり二直は疲れ果てて、どうもパソコンに向う勇気がなくなる…。
>kemamiさんへ
寂しさとか孤独感ってのは、人の中でうまれるものでしょうね。一人の部屋にいて、風の音しか聞えない夜とか、雨の日とかが好きなのは、きっとそんなことなのかもしれない。
「寂しい」といえるのは、きっと受入れてくれるだろうと思う相手だけ、だと思います。恋人とか。人間関係という少し冷たさの残る関係ではなくて、もすこし違う人と人の関係の中でしか、言えないかなあ。
その言える相手が見つからない、それも寂しさなんだろうと…。肩の上で重くなるような、そんな感じなのだろうと、思っています。
>purimajiさんへ
ありがとうございます。
空の青と黄金色ってのも綺麗ですよね。空気の乾いた日には見てるのも楽しいかなあ。
やはりね、落ちた葉のほうが気になるのですよ。それから枯れてしまった木とか。
それで気付いたのですが、ほとんどが地面の葉しか写してなくて…。それはやはり健康的な写真撮影じゃないってことかもしれませんね。少し視線を上に向けてみます。
>一郎さんへ
晩田のあたりの並木とか、はなとき通りのはなみずきとか、田原の並木道は楽しいですね。イチョウは年とともに大きくなって、また風景を少しだけ帰るのでしょう。そんなことも楽しみなのだと思います。
図書館はなりさんがお書きになっていますが、とても利用しやすいですよ。市民じゃなくても貸し出してくれるみたいで、期間従業員の中にも借りている人がいますし、図書館で1日過している人もいます。
住むのには良い街だと思います。
>なりさんへ
散っていく時が一番綺麗でもあるんだけれどね。
はなときのイルミでしょ。前に1度書いたのだけれど、生木に電飾ってのは、どうも苦手というか、ちょっと悪趣味というか、そう思うのですよ。
だって木は生きてるわけだし…。ま、着飾ってもらって喜んでいるかもしれませんが…。
んじゃ、今度写してみます。携帯だと、ボケるかな。光もうまく取り込めないし。
ありがとうございました。
>フランクさんへ
ああ、そう言えば駅伝でしたね。
チアや獅子舞も出たのですか。それだけでも楽しかったかも。
期間従業員も参加していますよね。毎年出る人もいて。そのために延長したりするかもしれませんね。ま、そういう人は社員登用されたりするそうですが。
社員登用試験に有利だという噂もあって、健脚な人は、そして登用希望の人は出場していたりするみたいです。
でも、期間チームに負けたら嫌でしょう…。きっと;)
日曜日はお昼を頂く気分で全社駅伝を観覧してきました。
中盤戦の時間帯にも関わらず、電車に乗る人・降りる人(行く人・帰る人)が多くて、そこそこ大盛況。生技のチアや上郷の獅子舞が珍しかったり。
あれだけ参加してれば期間従業員枠があってもと。
でも、工場駅伝から全社駅伝の間に満了しちゃたり。
私も久し振りのカキコです。
私はジャスコ前はよく通りますが、今のイチョウ並木がキレイですね。
だけど枯葉として散っていくのは淋しい。
はなとき通りも夜になれば、イルミネーションがキレイです。
昨夜通った時に、携帯電話で撮ってみたんですが、
全然キレイに写っていないので、
管理人さんだったらどのように写すのか見てみたいです。
一郎(もと田原住み)さんが言っている図書館ですが、
今のティーズ前の小さな一室にあったのが、
一郎さんが田原にいた頃の図書室だったと思います。
2002年8月に田原町図書館(現:田原市図書館)としてオープンしています。
すごく広く、蔵書も多いですよ。CDやビデオ等も借りる事ができます。
HPもあって、検索や予約もできます。
こんばんは。久しぶりの書き込みです。なんか、バタバタとしてて、ついついROM状態になってました。管理人さんが撮影される写真、アングル、被写体の選定・・ほんといいですね。仕事中に拝見しているとき、田原の、知っている風景が写っていたりすると、瞬間、たそがれちゃうときがあります。ああ、こんなとこあったなって。そういえば田原ジャスコの前にイチョウ並木がありましたねえ。昔はよくあの辺を歩いてウロウロしたものです。余談ですが、ジャスコの前に、(体育館に併設されてる)文化会館?だったかな、の中に図書館があります。僕がかよってたころは、お世辞にも多いとは言えない蔵書でしたが、今はどうなのかな?管理人さんは言ったことありますか?
こんにちは、はじめまして
私も先日、銀杏の写真を撮りました
黄色い銀杏のダイナミックさをとらえようと
上ばかり見ていましたが
このアングルとっても素敵ですね♪
「淋しいなんて口に出したら
だれもみんな疎ましくて
逃げ出してゆく
淋しくなんかないと笑えば
淋しい荷物、肩の上で
なお重くなる」
中島みゆき♪歌姫
そばにどれだけたくさんの人がいても
「淋しい」と口に出せるかどうかはまた
別問題ではないかという気がする。
「淋しい」と口走ってしまった時
受け入れられるかどうかもまた別問題で
受け入れられたように見えて、実はそこから
さらに淋しさが増すような人間関係なら
それこそ絶望して何もかも投げ出したくなる。
たどり着くところは、元の場所。
いいね。
哀しみばかり積もっているかもしれないけど
元の場所は私の場所。ひとりでもかまわない。
自分の場所にうずくまって、毛布にでもくるまりながら
枯葉と北風で寒そうな外の風景を眺めていたいよ。