特別扱い
やっぱり、そういうところがダメなんだろうね、二本柔道。
谷に特別扱いなし=柔道
全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は27日、女子48キロ級の谷亮子(32)=トヨタ自動車=の現役続行について「連盟が指定した大会に出ないと次はない。今までのようにはいかない」と、今後は特別扱いしない意向を明らかにした。
それを言っちゃあダメじゃん。
連盟が「特別扱いしてました」って表明したんだから、やっぱりあの選考は間違っているんだって。
特別扱いされなかった選手(ほとんどの選手なんだけれど)が努力への信ぴょう性を失うことが問題で、雇用問題も同じで、努力しても報われないこの国を象徴している出来事だということ…なんだけれど。
大分県教委、教員不正合格者21人の採用取り消し決定
大分県の教員採用試験を巡る汚職事件で、県教委は29日、2008年度に採用された21人が点数のかさ上げで不正に合格していたとして、採用を取り消すことを決めた。
この2つの「特別扱い」「がさ上げ」どう違うんだろうね。
ま、代表選手採用を取り消すことは、もう出来ないのだけれど…。
教育委員会の委員長ほか幹部も、もちろん辞任するのだろうけれど、江藤被告だけが悪いという問題でもなくて、もう組織自体が腐敗しているんだから、刷新するしかないのだろうと思うし、それがケジメってもんだろうと「採用取り消し」ってのは、根本的な解決策にもならないと思ったりする。ま、組織を刷新したところでも同じだけれど、そうなると解体廃止するしかないのかもね、なんて思っていたり。
ま、そういう意味で、少し前に書いた
トヨタ期間従業員に行こう | 愛知の女は一本勝負なのだ
「一本柔道」と谷本選手が言わなければならない事態というのが、尋常ではないように思います。一本柔道、じゃないとすると、この国で行われている柔道は……
なんか妙な技が流行していて、二本だとか三本だとかの数で決まったりするのだろうかなんて、二本という国のことを少し憂いている、雨の土曜日なんだけれど。
#ん?二本だったっけ、三本?
ぐるりんさん、おひさしぶりですね。
そうですね、お金じゃなくても、票なんて形でねえ。市町村議会議員なんてのに口利きなんてのも、よくある話で。
ま、いわゆる反対派ってのは、干されるから、選挙選も過激になるってのが地方の仕組みだし。
20年近く前の話だが、いわゆる「~になるには」の「なるには」本の類で、教師になるためのマニュアル本を読んだことがある。そのとき既に「口利き」の話が載っていた。
Q&A形式だったが、
茨城では、教師になるために議員に口利きをしてもらうのに、相場は200万円ぐらいだ、ということが書いてあった。
こういう市販本に書いてあるくらいだから、TVに出てくる教育評論家などはすでに知っていただろうと思う。
>まことさんへ
そうですねえ、特別扱い、兄弟姉妹間でもあったりしますもんね。基準はやっぱり「できる」ってことだったり。
本人が教員になりたいと希望したら、再度受験しなおして、キッチリとした形で採用されてほしいですね。そのほうが本人も納得するだろうし、このままだといつまでも「不正教員」のままですしね。
>考え中さんへ
メディアに騙されないってのも、そして賢い消費者ってのも、そんな協会とか連盟とか委員会ができそうで、実は怖かったりして…。
メディアも賢いので、騙したようで、実は騙してないように騙す、なんて手を使うでしょうし、なんて考えると、難しいなあ、なんて思っていますけど。
協会とか連盟とか委員会とか、権力と金を持つとね。
人は弱い生き物だし、混ぜると危険だしね。(笑)
成金勝ち組は、僻みだって言うけど。
常に叩かれないと、直ぐに悪い方へ行っちゃうから。
谷は試合直後に「5回も出してもらって・・」って言ってたね。
そもそも、牽制の効かない組織なんて作ったらだめだべさっ。
商売は違うけど、メディアに騙されず賢い消費者となって
牽制しないとね。
しまった!って思った発言でしたね。
特別扱いを認めてしまったわけですから
どこでも特別扱いがあって
幼い頃から大人になるまでそれは続いてます。
大分のほうはもう当然のごとく採用取消ししないと納得出来ないです。
取り消したあと、本人の希望で非常勤では採用するらしいですが、どの面下げて生徒の前に出れるのかと思います。