ハンバーグギョーザ

のことは前に書いたのだけれど、職業訓練の日々は楽しいわけがない、と思っている。
全員が失業者だから、やはりそれなりの空気があって、ないとしても「あるふり」をしないといけない空気もあって、やっぱりスッキリとしないものだったりする。
「失業保険を延長できるから」なんて人もいるのだろうし、ほとんど労働意欲なんてない主婦の人もいたりするのだろうから、というか逆に「就職めざして、エイエイ、オー!」なんて気合い十分の人のほうが、浮いてくるということもあるのだろうから、そうなると、やはり空気は二層化してしまうのだろうと思っている。それは教えるほうが、もっと感じられる
のだろう。
職業訓練の話は、改めて書いてみたいと思っているのだけれど、とにかく訓練の日々は楽しいわけがないのだけれど、それでも、辛いとか苦しいとか言うことでもないし、重ぐるしいのだけれど、気楽でもある、というような日々のようでもある。そして就職のための訓練なのだけれど、訓練期間も終盤になってくると「とりあえず卒業しとくか」みたいな、就職よりも訓練というような感じにもなってくるようでもある。のだ。
後ろの席の人の年齢が気になってしかたないのだけれど、聞けないでいる。よく話をしている人に「いくつなんですかねえ」なんて訊ねたのだけれれど知らないらしいし、そういった話はしたことがないらしい。
女性の年齢は分かりにくい。衣装や化粧や自称なんてことでかなり違ってくるのだろうしね。詐称ってことも芸能界なんて世界ではあるぐらいだから、たぶん、1歳2歳という違いが、靴下と手袋ぐらい(たとえが悪いのだけれど)あるいは、ウサギとカメぐらい(これも悪いのだけれど)、それともハンバーグギョーザとルービックキューブほどの違いがあるのだろうと思っている。
あるのだろうか?
ないようでもあるのだけれど、あったとしてもないのも等しい…というような日本語のアンビバレントな表現でしか言明できないような案件、なのかもしれないと考えている。
1歳2歳、あるいは5歳10歳なんてのは、あまり関係ないように思うのだけれど、関係ないように思うのだけれど、気になってしかたないのは、後ろの席の人がその10歳ぐらいを感じさせるからだろうと思う。「30歳です」とキッパリ言われても「そうなんだ」と答えるだろうし、「40歳なんですよ」なんて少し控え目に言われても、やっぱり「そうなんだね」とこれまた控え目に答えるのだろうしね。
と書いているボクのほうが、実はその1歳2歳を気にしている派(という派があるのかどうかは分からないのだけれど)なのかもしれないと思っている。というか、ボクはどっちかというと「お若いですね」と言われたほうが嬉しいし、それは1歳よりは2歳、2歳よりは3歳、そんであの肉体年齢測定機能付き体重計のように10歳以上も若く言われると、もう喜々として飛び上がらんばかりに「ウヒョ~、コメヒョ~」なんて、こっそり飛び上がったりもすのだけれどね。
人は、ある一定の年齢に到達すると(きっとそれは「衰え」を感じる時なのだろうけれど)、実年齢よりは若くなりたいと思うものなのだろうね。その衰えという比較する対象をどのあたりに設定するかということで、1歳2歳の重量も違ってくるのだろうと思っている。
という長い話を書いても仕方ないのだけれど、結局、やっぱり女性の年齢は「聞いてはいけない」という不文律があって、それを破ると「なんてマナーの悪い人なんだ」なんて思われるのが嫌なので、聞けない、ということなんだろうと、わが身がやっぱりカワイイもんね…なんてことなんだろう。
なんて言いながら、その「年齢」という1点を除けば、案外失礼なことが多いし、思いやりとか優しさもない、ってのが、ボクたち男だったりするのだろうけれど…。きっと。

簡単なgifアニメーション。

5件のコメント

  • blank

    >高岡在住さんへ
    お久しぶりですね。
    5000人ですか。新規をなくして、契約更新もしないでシニアだけでも余剰人員が出るという数ですね。
    シニアは1年契約だから。
    現場も、減産感みたいなものがあるのでしょうね。タクトダウンとか、残業がないとか。また、下方修正したので、年内は募集もないのかもしれないですね。
    >なぜ?さんへ
    そのために期間従業員がいるんでしょうね。もう4千人ほど切れる余裕がありますから、正社員の方たちはそれほど不安でもないかもしれませんね。
    増産は、どうなんでしょうね。社長は「この機会をチャンスと受け取って」なんて言ってましたけれど。
    そうですね、結局は下請け、そして非正規、ということでしょうね。車は、そうですね、原油、中国、いろいろ条件は悪いですもんね。

  • blank

    5千人も余っているのに、正規社員をリストラしないってさすが終身雇用を強くうたっているだけありますね…
    また増産する見込みがあるのでしょうか。
    なにはともあれ結局泣くのは下請け企業ですかね…
    もう車は当分駄目でしょう

  • blank

    人員的に5000人程余っているとの噂です。
    この前までは3000人という話だったのですが。
    恐らくは経験者に送付されるハガキで、一番遠い入社日を選択した方が今来られているのだと思います。
    契約上採らないといけないだけで、本来は採りたくないとの説明もされているようですので。
    そろそろ新規受け入れも終わるのかもしれません。

  • blank

    一郎さん、こんにちは。
    お久しぶりですね。
    ええ、ここ2か月ほどは選考会はしてないようですね。トヨタのサイトでは日程が発表されていませんね。
    期間従業員の受け入れはあるようなので、きっと、経験者とか一部の地域ではやっているのかもしれませんね。
    そうですね、期間工がある、という安心感みたいなもの、お守りみたいなものが、確かにありましたし、ボクが離職も、その裏表紙の広告が背中を押したようなものですし…。
    きちんと追える夢や希望があれば、転職もありだろうと思います。それに、納得がいかない生き方なら、納得がいくように進めばいいのだろうと思います。
    おっしゃる通り、どっちも地獄なら、ってことなんだろうと…。

  • blank

    笠山さま。久しぶりに書き込みます。なんかなかなかいろんなことに気のりしなくてこのブログの書きこみさえも不精になっていました。が、なんとなくいま書き込んでいます。t-kikan.jugemと検索しようとして何気にt-kikanで検索してしまったら、例によって期間従業員案内がもっとも初めにでています。何となくみていたら、選考会っていまやってないんですね。かつて、いまの仕事がいやで毎週求人雑誌を買いつつ、裏表紙の期間従業員の選考会の広告をみながら、こういうのもあるんだななんて思いながらみていました。まあこの景気じゃあ採用をやめるのも容易に理解はできまますが、どういわけかなんとなくさびしい感じがしました。仕事ってなんでしょうねえ。続けていても地獄、やめても地獄なのかな??

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA