トヨタ自動車、豊田名誉会長と奥田相談役が取締役退任へ :YOMIURI ONLINE（読売新聞）
トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長（８３）と奥田碩相談役（７６）の最高首脳２人が、取締役を退任する意向であることが１９日、わかった。

この時期に会社から高給を貰うのは、やっぱりどう考えても気が引けるだろうしね。それに章男さんが社長になるということが決まったからなのだろうけれど。

両氏は取締役退任後、それぞれ名誉会長と相談役として、章男氏ら新経営陣を側面支援する。

心配なのかなあ。まだ若いしね。社長室には3人分の椅子があるらしいのだけれど。誰かハッキリ言ってやればいいのにね。「売国奴」と言われてトヨタ車を売れなくしている一因であることをね。ネット上では良い評判なんて見たこともないのだけれど…。「支援」なんて言ってると「傀儡」なんて言われるから……。きっと。

徳島県が１０００人雇用創出　遍路の世界遺産化など – MSN産経ニュース
徳島県は１６日、お遍路の世界遺産登録推進や耕作放棄地再生など県や関係団体、民間委託による１６２の事業を実施し、平成２２年３月までに約１０００人の臨時雇用を創出する緊急雇用対策を発表した。

162もの事業についての雇用を創出するというのが、失業者のきっかけ作りには大切なことだろうと思います。介護とタクシー、農林業しかないってことじゃないんだしね。給料というよりも、やっぱり「愛」のほうが大切だろうし。たぶん、介護やタクシー、農林業に応募が少ないというのは、収入というよりも不安感というものが大きいんだろうと思うのだけれど。

欧州の派遣労働―均等待遇で競争力を培う：asahi.com（朝日新聞社
　給与や休日で派遣労働者と正規社員とを差別的に扱ってはならない。そうした均等待遇を義務づける法律を加盟各国が作らなければならない。
　欧州連合（ＥＵ）は６年越しの議論を経て昨秋、こんな内容の指令を正式に決めた。日本の現実からすると、まさに別世界のような話だ。

6年も前からこういう話が進められていたということに驚きますね。この国はやっと、それも多くの犠牲者が出た後に…。役人や政治家は、いったい何してたんだろうね。日本は違う、と思い込んでいたいのだろうか。

派遣切りノー/愛知トヨタ系労働者 労組をつくり相談会
　大洋荷役の労働者の時給は千百円。月収は十八万円ほどです。
　そこから「寮費」が五―六万円引かれます。寮はプレハブで、部屋は二×三メートルほどの狭さ。風呂、トイレ、流しは共同。食事の提供は、仕事のある日のみ、一度だけです。
　工場への送迎はなく、車がないと通勤できません。十数年前の軽自動車を借りさせられ、これも月に一万八千円。ガソリン代は自己負担です。
　社会保険なし。国民健康保険料を払えず、無保険状態です。

これはちょっとひどいですね。多くの派遣会社は「社会保険なし」というところが多いのでしょうね。

部品はトヨタに送られて最高級車「レクサス」などになり、世界に輸出されています。
その生産を支える労働者は、「奴隷」と言える状況です｡

う～ん、レクサスのエンジン音って、人のうめき声に聞こえたりするかもしれないですね。