コンカツ屋
シュウカツとコンカツがこの国の目下の課題である、のかもしれない。
内需拡大のためにも少子化解消のためにも、この2つの問題は国を挙げての取り組みが緊要である、のだろう。内需も販売原則と同じで「売上げ=客数×客単価」という公式で拡大することになる。「内需=人口×消費」ということだ。
企業はこの原則に従って、いかに客数を増やし、いかに客単価を上げるかということを考える。上から下まで、要するにトップから売り場のアルバイトまでこのことだけを考えている。接客とかサービス、割引券にクーポン券、下取りサービス、QSC、CM、雇用に解雇、全ての目的は「売上げ=利益」の拡大にある。
ところが「客数」が減少傾向にあるのだから、売上げも減ってくる。そこで企業もいかに利益を増やすかと考える。トヨタ自動車の場合は客単価を押し上げようとした。レクサスに象徴される高級車の販売だ。カローラ5台売るよりもLS1台売ったほうが利になる。客数が5分の1に減少しても収益は上がる。簡単なことだ。というよりも5人のカローラ購入者を作るよりも、1人のLS購入者を作り出す社会構造にしたほうが収益率が良いとなる。そして最低購買層は切り捨てる。経済と経営は非情である。コンカツも非情であるのだが。
イオンやユニクロは逆に客数を増やそうとした。売価を下げることによって客数を押し上げる。日清のカップヌードル1個150円を買う客を増やすよりも、PB商品トップバリューカップヌードル78円を買う人をターゲットにした。その結果、そういう人たちが2個買うということになったのだから客数が増えて、単価はそれほど下がらなかったのだ。トヨタとは逆のマーケッティング手法をここ数年おこなっていた。
レクサスショップがブルジョアの象徴になり、イオンやダイソーがプロレタリアの聖地になったのだろう。だからトヨタは嫌われる。
話を戻す。
シュウカツの問題、雇用も「コスト=従業員数×賃金」なのだから、従業員数を増やそうと思えば賃金を下げるかコストを上げれば良いだけの問題なのだ。話は簡単なはずなのだけれど、どうも一部の人たちが既得権益を死守しようと必死に団結断交している。
コンカツの問題も、幸せが数字で表される。同じことなのだ。
女性/男性はこの原則に従って、マニュアル通りにいかに幸せな結婚という売上げを伸ばすかを考える。接客、サービス、割引にクーポン券、下取りサービス、QSC、CM、出会いに別れ、全ての目的は「幸せな結婚=利益」の拡大にある。
そう企業利益の原則で書いたことを少し手直ししただけの行動がコンカツなのだ。全ては利益のため。利益という言葉は不都合があるのか、あまりにも露骨なのか、「幸せ」という言葉に変換する。
年収が低い男性との結婚「考えられない」が5割超 – | マイコミジャーナル
考えられないのだ。もう決まっていて、それは内需や企業利益と同じで「拡大」しなければならない病気になってしまっているのだ。「利益が少なくても良いよ」という情感的な母性的な人はいなくなったのだろうか。あるいは本能的な動物的な。
「狩に出る」という表現も使うらしい。「狩」ではなくて「物色」なのだ。もうそこに獲物はいると分かっていて仕留めるのではなくて、飼うようなもの、あるいはコレクションするようなものなのだから。
それが悪いと言っているのではない。この国の発展にはシュウカツとコンカツは目下の課題である。雇用側、女性/男性側が利益優先主義、コスト優先主義になるのはしかたないことかもしれない。肥え太って、そしてダイエットすると言う方法が「客数×単価」なのだから。理にかなっているのだ。客数は固定されているのだから。いかに単価を上げるかが幸せになる法則だってことはシュウカツやコンカツだけではなくて、国家ぐるみで行っている政策でもあるのだから、今さらの話なのだ。
「産めよ増やせよ」と客数を増やした時代が終わると、残された道は単価を増やすしかないのだから。そしてシュウカツやコンカツにおいては客数は「1」なのだから(中には副職や副色をしている人もいるだろうが)、単価しか考えられなくない絶望的状況なのだ。狩場は見渡す限り焼け野原になってしまっていて、その「1」も絶滅状態にある。そうういう中でそこにいる金の延べ棒を持っている草食動物を物色するのが現代の正しい狩りのありかたなのかもしれない。今さらの話なのだろう。
そんなに結婚したいのですか?
と書いたら「そんなに就職したいのですか」と自問自答した。なぜ働くのか、なぜ結婚するのかと同質のものなのだろう。生きるために、家族のために、この国の未来のために、世間体のために、やりたいから…etc。
それでも、コンカツはどうも違和感がある。出会い系サイトとどう違うのかと思ったりもする。就職するのに派遣も期間工も、パートもアルバイトあって、ハロワまでインターネットサービスがあるぐらいだから、それもありなのだろうけれど。出会い系というと違和感があるが、インターネットサービス、ウェブマレッジシステムなんて言葉を使えば「あら、素敵ね」となる。でも…出会い系の「★官能的な出会い 男女メンバー募集★」に限りなく透明に違いピンクなのだ、と思う。
だから(強引だけれど)、男たちよ、そんな狩られるようなヤツにはなるな。それがプライドってものじゃないのか。男のプライドはどこに行った。そんな法則でもって釣られる、いや狩られる男にだけはなるなよ、とボクは言いたいのだ。
……。
でも、こんなに就職がなきゃ、やっぱり「なんでもしますから結婚、いや就職させてください」って言ってしまうよねえ。なんでもするする、女王様…。
難しい。
こんかつ屋かと思ったとんかつ屋の看板。そのうち「こんかつ屋」という看板がいたるところに出るから、そして「ちわ~、年収400万円ほどのを一丁~」なんて声が聞こえたり…するわけないか。
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cooさん、こんばんは。
そっかあ、ま、それは大切な動機かもしれないですね。
どうなんだろう、幸せならいいのだけれど、てか、ま、いくつになってもひとりじゃ寂しいから、ってのもあるのだろうし。
えっと、ま、そういう表現を疑問に思う人も多いのだろうし、なんといっても活動って言葉自体に違和感を抱く人も多いし。もうその時点で純粋な部分は雲散霧消してしまって、なんて感じる人も多いようでもあるし。
中国人との結婚なんてのもあるし、数百万円をかけて、結局親の介護とか農家の人手として、なんてのを見ると、結婚ってのはなんなのかなあ。ってね。
「一生の内で一度くらいは結婚してみたかった。」
それだけ、かなぁ。
付随してきたのは
私はそのままで何も無理をしなくて「存在だけ」で良い。
それが分かったって事。
少なくとも私は凄く救われました。これも利益ですね。
年収400万円でオーダーだと、良いお客さんかと(笑)
「狩る」なら自分の腕(身の程)を弁えず、高めを狙う人が多かったですから。
まことさん、こんばんは。
えっと、ま、そういう人も多いですしね。ま、それにネット上には笑えるようなことが多くて、現実はまだ愛とか恋なんてものが欲の前にある人のほうが多いのだろうと思っています。
結婚しなければならない人というのはどういう人なんだろうかと考えてしまいました。例えば中国集団お見合いとかに500万円とか使う人いるじゃないですか。
農家だからとか、親との同居とか、ってなると、日本人女性じゃダメなんだろうなあ、とか。
その前に結婚とは農家の人でだったり、親の介護だったりなのかなあ、なんて思ったりも。
世間体とか、偽装結婚とか、それぐらいで結婚するのなら別にしなくてもいいのに、と思うのですけれど。
愛情と結婚もまた別でしょうし…。なんて考えると、コンカツっていったいなんなんだろうって。
ちょっと言い過ぎたかも知れません
自分で自分が嫌になる今日この頃です。
強欲な女達は哀れですね
年収の低い男たちより哀れな存在です。
というより年収の低い男がほとんど多数を占める世の中なのですが、それに気づかない低脳さ加減に呆れるばかりというかなんというか。
人のことは言えませんが
専業【ニート】主婦はもはや特権階級なのに
男の収入にぶら下がることしか考えてないのですから
男女平等を叫ぶわりには考えてることは幼稚です。