幸福実現党終了

衆院選:幸福実現党が全面撤退方針 14日に発表 – 毎日jp(毎日新聞)
やっぱり負け戦さはしないのかな?大川総裁が出たところで、どうなんだろう、当選する確率は10%ほど?300人もの候補者を立てて全滅した、なんてことになると、母体である「幸福の科学」を否定されたということになるのだろうし…。せめて公明党と同じぐらい、あるいは半分の10とかの議席でも取れる予想がつけば突っ込む段取りだったのだろうけれど、その10も難しい、いや限りなく0に近いという冷静な判断をしたのだろうと思う。
冷静さが残っていただけでも、カルトみたいな一部の言論は封殺できるのだろうし、ま、宣伝にはなったし、入信者も増えたのだろうから、十分元は取れたのだろう。元は取れたというか、これ以上のことになれば確実に赤字、いや存続の危機を迎えたのだろうし、これ以上のタイミングはなかったのだろう。
仕組まれた立党劇だったのだろうか?
昨年末からの派遣切りや格差問題でその存在をなんらアピール出来なかったことへのキリキリした胃の痛みを伴うものがあったのかもしれない。それは宗教の本質に関わる問題なのだろうから。人の問題を含めてこの国の危機になんら関係していないという焦りもあったのだろう。
幸福を科学するのだから、それは情緒的な仏教などとは違うキッチリとした数字で人々を導いてゆく宗教なのだから(いや大川氏の著書を読んだこともないのだけれど)、常に数合わせが行われ、そして計算され、善悪が求められるとしたら、結果如何では「負けることも分からない愚かな集団」という値引きタグを付けられないとも限らないので、この撤退は正しい宗教的行いだったのだろう。
なにも複雑な計算をしなくても、幸福の科学の信者数が公明党の支持母体の10分の1ということを考えると、当選者を出すということは難しいと、小学生でも科学できることなのだろうから。
どうりで最近は街宣車が走ってないと思った。一週間前までは必ず「大川きょう子です」という声を聞いていたものだけれど…。それにマスコミの扱いも「そのほか幸福実現党の○○氏が立候補を予定しています」という扱いなのだから、それも想定外だったのかもしれない。
ま、ともかく、宣伝にはなったし入信者も増えたのだろうから、良かったのではないかと思うのだけれど。本当に実現党に投票しようと思っていた人には萎える話で、どっちかというと迷惑な話だったのだろうけれど。総裁と奥さんの間で揉めたのかなあ、なんて俗な考え方をしたりしているのだけれど…。
海上自衛隊機
(13日17時追記)
衆院選:幸福実現党、選挙運動を継続 撤退の方針を転換 – 毎日jp(毎日新聞)
てか、宣伝だったのかな?
ま、これで信者以外の信用はなくしただろうけれど。総裁と党首ぐらいは当選になると良いけれど、イメージ悪くなったんじゃないのか?
どうせ公約も撤回、転換を繰り返すのだろうけれど。カルトじゃなくてオカルトだね…。

2件のコメント

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    怒りの種無し葡萄さん、こんばんは。
    そうですね。時間的に、シナリオっぽいですよね。注目されますし。迷った場合に「あ~、幸福」なんて書く人もいそうだし…。
    四国ですか。良いですね。
    えっと、ま、お分かりだと思うのですが、何かが変わるってことではないのですけれど、何かに出会うということはありますよね。
    風のような遍路になりたいと思っていたのですが。ま、そういう遍路にはなれなかったし、そういう人もいなかったのですが…。
    四国は気持ち良いですよね。

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    もしかしたら、最初から考えられていたシナリオかも、と思いつつ。
    選挙では、話題作ったほうが何かと有利だし。
    例えマイナス要素でもプラスに考える人々は大勢いる訳で。
    話し変わって、是非わたしも四国遍路に行きたいと思いました。
    今、25日目あたりを読んでいます。
    では~。

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