「天空の一本道~秘境・チベット開山大運搬~」見たよ

人ひとり、馬一頭がやっと通れるような山道、それも標高4650メートルの峠を越える道が唯一の文明との接点である秘境に住む人々がいる。家族のために洗濯機や冷蔵庫を3日も4日もかけて担いで運ぶ。

命がけで運ぶのは、米や油、子供のおもちゃから窓枠のサッシ、そしてタンスや洗濯機まで。外界と隔絶された人々の夢や幸せを背負って、運搬隊はヒマラヤを越える。

「人生とは運ぶこと」なのだ。
きっとそういうことなのだ。例えば食べ物を運ぶ。お金を運ぶ。その繰り返しなのだ。夢や幸せのために運ぶことなのだ。運ぶということ、それを労働と言ったりする。運ぶということ、それを愛情と言ったりする。
運ぶ方法や手段を考えているようではダメなのだ。とにかく運ぶことこそが夢や幸せなのだ。そして人生なのだ。ガタガタ言わないで運ぶことなのだ。運べば家族は喜ぶのだから。きっと、そういうことなのだろうと思った。
NHKスペシャル|天空の一本道 ~秘境・チベット開山大運搬~

2件のコメント

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    ジュンさん、こんばんは。
    ありがとうございます。
    たしかにすごかったですね。洗濯機、全自動の一層式だともう少し軽くて運びやすいのでしょうが、値段とか、壊れた時とかを考えたのでしょうね。
    富士山を洗濯機を担いで越える、そう考えるとボクたちのやっている登山なんてのは…。
    娘さんも、年に一回帰れるかどうかなんでしょうね。あるいはもっとかなあ。
    日本は便利です。分単位、あるいは秒単位の生活をしているのですけれど。
    またコメントしてください。

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    はじめまして。いつもブログ読ませていただいています。
    私は、隣の県の住人なので、とっても身近に感じます。
    開山大運搬私も見ました。すごかったですよね。洗濯機を運んできたお父さんが、家に着くとすぐに洗濯機を取り付けて奥さんに使い方の説明をしているのを見て、並みの体力じゃないな。と思いました。
    中学生の娘さんは、あんな悲境に住んでいながら、けっこうかわいい格好をしていて、日本の中学生でもいそうだな。と思ったり。
    不便な生活と文明が混ざって不思議な感じでしたね。
    あの番組はおもしろかったです。もっと、開山大運搬について調べたいと思ったんですが、名前を忘れてしまって、残念に思っていたところ、この記事だったので、思わずコメントしてしまいました。

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