山岳遭難…今日の中日新聞で考えたこと
2013年1月10日
長野県北アルプス・明神岳で昨年12月31日におきた山岳遭難事故に関する記事が10日付の中日新聞に出ていた。
「仲間探し出す…絶対~雪崩に途切れた足跡 同行者は誓う~」というもの。
おそらく探し出したとしても二人の身体が無事である可能性は低いだろう。たとえそうであっても彼ら山岳会以上に二人の家族にとっては、見つかるということはとても重要なことだと思う。
ただ、正月早々に二次災害の危険がある中救助活動を行った多くの人々が被った犠牲のことを考えると、こういった遭難事故が美談として語られることに、少し違和感をおぼえるのだけれど……。
「ラッセルの練習のため」二人を危険にさらしてしまったことを考えると、リーダーの責任は重いと思う。
いや、粛々と捜索しているのをマスコミが取り上げて騒ぎ立てている、ということなのかもしれないけれど…。そうなると、マスコミが被害者を増やしているのかもなあ…。
なんて、考えたのだけれど、みんなはこの記事をどう見ているのかなあ…。