あさひショック

春は別れの季節。春なのに別れの季節、という思いが強い。年度の開始を4月にしているから、冬の寒さから解放されて花も咲く暖かい季節が悲しいものになる。とうか、テレビ番組までも春に改編しなくても良いだろうに、そう思うのだけれど…。

あさひショック。NHK「ニュースウオッチ9」の井上あさひさんが昨日3月27日の放送をもって〝卒業″した。あさひさんを見るためにニュースウオッチ9を見ていたボクとしては、それはとっても悲しい報せだった。もうNHKなんて見ないもんね…。オンデマンドも解約したもんね…。NHK絶縁宣言だ…。

卒業してこれからも、違う番組で見ることが出来るのならば、「ショック」なんてことは思わない。ところが、4月からは京都放送局に移動になるということなのだ。「なのにあなたは京都へ行くの、京都は町はそれほどいいの」(byチェリッシュ、知らんか?)なのだ…。きっとNHKはまたロリ路線に戻るに決まっている。籾井会長の個人的な趣味で人事が行われるに決まっている。世の中の多くのオジサンたちも、キチンとした大人の女性よりも、ちょっと危ういロリ系女性が大好きなのだ。

そうでないとするならば、どうして井上あさひさんが京都に行かなければならないのだ。京都の町はそれほどいいのだろうか?もっともNHKらしいアナウンサー、ニュースウオッチ9という国民的一大番組のキャスターを4年もつとめ、声からもそしてその姿からも誠実さがにじみ出ている稀有なアナウンサーがどうして卒業して京都にいかなければならないのだ。京都の町は、本当に、それほどいいのだろうか…。

もうこうなったらNHKも卒業してフリーになったら…。いや、そうしないのが彼女らしいところで、きっと「組織の人間ですから」と移動の辞令を組織の人間として受け取り「またいつか放送でお会いするのを楽しみにしております」という最後のコメントを残して京都へ行くのだろう。

そして今日も21時になった。土曜日だからニュースウオッチ9はないけれど、やっぱり「あ、あさひ」と気になってしまう。ああ、あさひ。きっといつかまた、その深い悲しみの瞳で、いつも緊張した唇で、困ったような指使いで、ボクたちに語りかけてくれる日が来ることを祈っているんだよ。

ニュースウオッチ9 井上あさひ卒業
卒業の日の3ショット

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