道路交通法が改正されて、自転車の安全運転に対する意識が高まっている、なんてことはなくて、５月３１日以前と同じように道路は、逆行するオジサンに傘差し運転のオバサン、イヤホン高校生に、並列JK…、ここは法治国家かと疑うほどの朝の風景なのだ。

「こら～、違反せずにちゃんと運転しなさい」なんて注意しようものなら、すぐに不審者として扱われるに決まっていて、「（発生場所）広小路　（状況）登校中の女子生徒が近づいてきた男（中年、へんなオジサン、黒のポロシャツ）に突然怒られて、ニヤニヤされた」なんて豊橋ほっとメールに流されるに決まっている。そして当分、広小路界隈、いや、豊橋市内から黒のポロシャツが消える。不審者商法か！

そんなモラル上の瘋癲、生活上の兇徒に占拠されてしまっている朝の通学路を見ていると、この土地が交通事故死全国一位という名誉を毎年いただく理由が分かるというもの…。

いや、そんなことのストレスをここで発散するつもりではなくて、マック（マクドか？）が、この国の新しい道交法を意識し、そんな美しい日本の朝の風景を余計なお世話にも変革するために（たぶん）、自転車用テイクアウトパッケージを開発し導入するらしい。

自転車でマック…。低ニコチン煙草、あるいは、合法ドラッグ、とか、貧困ビジネス、とかとか、なんとなくそんな連想…。

肉の品質以前に、ボクにはどうもジャンクフードというイメージのほうが強くて、消費期限の肉を使っていようがいまいが身体に悪そうな食べ物、と思っているのだ。特にボクのような中年のおじさんには塩分高め、マックポテトなんてのは血圧が高めのボクの身体には良いはずがない。

なのだ。ついでに

「ポテト、塩抜きで！」なんて頼めるのかしら？いやいくら塩を抜いたとしても今度は油分が……。やっぱり日本人のファストフードはオニギリ、とか、うどん、とか、とか…。はなまるうどんで「かけ一丁」なんてほうがよっぽど風流で良いと思うのだ。マックにケンチキ、ミスドにスタバ、それよりは、はなまるうどんに山田かん食堂、大正堂にコメダ、でどうや？

なのだ。

制服でマック – 道中の点検

自転車で吉牛、あるいは自転車ですき家のほうが、好きや…。（ベタやなあ…）

でも、このパッケージ、カッコいいので、ボクも一度は、いや二度ぐらいは、ケッタでマック…。ケッタでマック、このキャッチで名古屋商圏は決まりだろ。McKetta…。いや、やっぱり「まっくケッタ」のほうがモアベターか。

きっと、低迷の続くマック（マクドか？）（どっちでもいいが）の救世主になるに違いない。そうして吉牛もすき家も、ついでにケンチキもミスドも、自転車でテイクアウトできるようになる。なんせ健康ブームのご時世だ。

でもでも、このCMで使われている自転車（下の写真参照）、これって例のブレーキがないピストバイクだよね。これは日本では違反なので、日本用には違うものを用意するのだろうけれど、日本への導入を予定しているというのだったら、このへんもしっかりチェックしないと…。だからダメなんだと思うのだ。「あいかわらず雑だなあ」なんてこのCMを見て、「上海福喜食品事件」を思い出してしまう人も多いはず…。

と、オジサンは思うのだ。そうして健康のために野菜を食べながら酒を飲んでいるのだ。養命酒アル中、なんとなく連想…。ケッタでマック、ハンプがヘンプ、ミニスカポリス、ただの七文字、さてと寝るか…はあ～。

ノーブレーキノーマック…