発狂する現代史
結局大晦日に『発狂する現代史』Part2、Part3を観た。願った通りの結末、つまり、ヒョンデに天罰が下った。しかし、胸糞悪いPart1、Part2から、最後は後味の悪い結末になった。
愛情と欲情(つまりこの映画に頻出する「セックス」だが)について、おそらくアンチテーゼを含みながら自らの過去や、そう言った時代について、観衆が「胸糞悪さ」からの内省を含んだこれまでの歴史を振り返ること、それがこの映画の目的でもある、と考えることができるはないか。
それは『82年生まれ、キム・ジヨン』にも言えることなんだが。結局、「こういったことがあったのだよ。」という現代史になっている、ところが『発狂する現代史』というタイトルなのだろう。
しかし、登場人物全ておかしい、と思う。仮に「セックス依存症」という病気だとしても、おかしい。あのフンでさえ、おかしいと思う。だって変でしょ?
この映画を観ながら、例のダウンタウン松本氏の発狂しそうな暗黒史が出てくる。そう、どこにでもあった、そして、どこにでもありそうな話なのだ。「全員が孤独との戦いをしている」ということではない。孤独だから性的倫理観を失って良いのか、強姦まがいのことが許容されるのか、ということではない。
と、いろいろ考えた。とすると、まあ、観て良かったかなあ、という結論に至った、2023年最後の一本だった。
発狂する現代史 Part1を観る | Prime Video
年越し
17時ごろに風呂に入る。それから洗濯を始めた。年取り膳は、鰤の刺身、蕎麦。缶チューハイ350、21時30分には就寝。元日2時ぐらいに起きて、窓の外をしばらく眺めていた。暖かい元日。
31日
昼食:鰤の刺身、なます、ラーメン、日本酒熱燗で1合
夕食:鰤の刺身、そば、缶チューハイ。ごろグラ(ごろっとグラノーラ)をむしゃむしゃ食べた。
元日
昨日と、というか、いつもの朝と同じだ。新年の抱負もない。そうそう、年賀状を何年かぶりに書いた。それだけの朝。これから、また寝る。

