小人間居して不善を為す
「小人間居して不善を為す」とは、暇すぎると碌でも無いことをしでかすということだろう。「閑居」を当てるようだが、「閒居(間居)」が正式らしい。1
したがって、「大人」はそんなことはないのだろう。ひとりで暇を持て余したとしても、悪事はしない…。いや、暇という概念がないのだろう。つまり、時間を浪費しないのが「大人」かもしれない。
というボクは、閒居して善も不全も為さない、なまけ者だ。ただ、こうして朝起きると無常庵日記を書いて、ご飯をいただき、寝る。たまに買い物に行く。水汲みも行く。映画を観て、読書をする。
こんな生活をしてみたかった、としても、これではなまけ者だ。ということも、そのうち考えられなくなるだろう。そうすると、その浪費に対して強迫観念が生まれ、自省が始まる。結局、それで良いのだ、に落ち着く。それで良いのだ。
定年後に鬱になる人は、「何かしないといけない」と自分を責めるからではないだろうか?
ペンシルベニア・ストックホルム
前日の『ベルリン・シンドローム』に続いての誘拐監禁もの。この作品は4歳で誘拐され17年間も地下に監禁される話だ。ただね、ストックホルム症候群ではなく、洗脳だろうなあ。あるいは、「刷り込み」。だから、あのような結末になるのではないだろうか。
それにしても、シアーシャ・ローナンさんの演技は素晴らしいですね。
ストックホルム・ペンシルベニアを観る | Prime Video
小人間居して不善を為す
為すも為さないも、なにもしない一日でした。ATM、水汲み、夕方にGさんに渡すものがあったので近くの病院駐車場で待ち合わせ。その後、買い物。帰って夕食。21時30分ごろには就寝。そして、2時前に目が覚める。ストーブを入れ、コーヒーを飲んで、少しだけ本を読む。それから、流し台のサビの補修。錆止め塗料を塗った。6時に寝て、8時に起きる。以上。
昼食:野菜ラーメン(インスタント)
夕食:鯖の干物、巻き寿司、日本酒1合ほど
『ペンシルベニア・ストックホルム』
『気狂い部落周遊紀行』

