人任せなり旅の宿

来客あり。夕ご飯を作る。と、ここで「あ、しまった、こんな日に写真を撮ってない」となった。

献立は

  • 鰹のたたき、鯵の刺身
  • かますの塩焼き(大分産)
  • 根菜と揚げの煮物
  • いか、きゅうり、わかめの酢物
  • 豆(グリーンピース)ご飯

を拵えた。日が変わり2時ごろまで話した。そして帰って行った。隠遁生活をしているので、あまり人と話すこともない。それに見知らぬ街なので、街を歩きスーパーで買い物をしても、声をかけられることも、声をかけることもない。

それは、それで楽だ。「あ、こんにちは。ご無沙汰しています」なんてこともない。あるいは「あ、〇〇さんだ。声かけるのも掛けられるのも面倒なので知らん顔しとこ」なんてこともない。

「目出度さも人任せなり旅の春」井上井月 井上井月顕彰会

目出度さ、だけではなく、何もかも人任せなり旅の宿、なのだ。ただ、Gさんは世話をしてくれる。心配もしてくれる。ありがとう。

とにかく、この旅の宿のような安アパートで隠遁生活を始めた。そうしてまた朝になり、起き出していつものようにホットトマトを食べる。この後、ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを淹れる。

ストーブがやってきた

そうそう、この庵にはエアコンがない。小さい電気温風機でやり過ごしていたのだが、昨夜Gさんがストーブを持ってきてくれた。灯油付き。ありがとう。暖かさも人任せなり旅の宿。

そして「ストーブ論争」で2時間ぐらい議論をした。今考えれば「ああ、あんなことは言わなければよかったなあ」と、いつもの自省をした。

灯油ストーブ トヨトミ

長屋の春この世の利便性なんてものは、人の不幸の上に存在する。 大晦日にスーパーやコンビニが営業していることや、元旦の朝に年賀状が届く必要性なんてものはないと思うのだが・・・。あるい…
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長屋の春

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