人任せなり旅の宿
2023年12月14日
来客あり。夕ご飯を作る。と、ここで「あ、しまった、こんな日に写真を撮ってない」となった。
献立は
- 鰹のたたき、鯵の刺身
- かますの塩焼き(大分産)
- 根菜と揚げの煮物
- いか、きゅうり、わかめの酢物
- 豆(グリーンピース)ご飯
を拵えた。日が変わり2時ごろまで話した。そして帰って行った。隠遁生活をしているので、あまり人と話すこともない。それに見知らぬ街なので、街を歩きスーパーで買い物をしても、声をかけられることも、声をかけることもない。
それは、それで楽だ。「あ、こんにちは。ご無沙汰しています」なんてこともない。あるいは「あ、〇〇さんだ。声かけるのも掛けられるのも面倒なので知らん顔しとこ」なんてこともない。
「目出度さも人任せなり旅の春」井上井月 井上井月顕彰会
目出度さ、だけではなく、何もかも人任せなり旅の宿、なのだ。ただ、Gさんは世話をしてくれる。心配もしてくれる。ありがとう。
とにかく、この旅の宿のような安アパートで隠遁生活を始めた。そうしてまた朝になり、起き出していつものようにホットトマトを食べる。この後、ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを淹れる。
ストーブがやってきた
そうそう、この庵にはエアコンがない。小さい電気温風機でやり過ごしていたのだが、昨夜Gさんがストーブを持ってきてくれた。灯油付き。ありがとう。暖かさも人任せなり旅の宿。
そして「ストーブ論争」で2時間ぐらい議論をした。今考えれば「ああ、あんなことは言わなければよかったなあ」と、いつもの自省をした。
長屋の春この世の利便性なんてものは、人の不幸の上に存在する。 大晦日にスーパーやコンビニが営業していることや、元旦の朝に年賀状が届く必要性なんてものはないと思うのだが・・・。あるい…
kixxto.com
続きを読む

