タクシー物語

夏日

夏日

2016年6月18日
夏日。暑くて目がさめる。 睡眠不足の身体が水を求める。鎮痛剤を飲む。窓の向こうには雲ひとつない夏空。 少し前の夢をみた。少し前と言っても6年とか7年も前。ボクがタクシー運転手になったころの夢。そういえばもうそんなに時間が[…]
消費者というボクたち

消費者というボクたち

2016年1月28日
「あ、ゴミの日」 もう太陽もたっぷりと登ってしまった午前11時頃、寝起きのまま安アパートの階段をかけ下り、ボサボサの髪をかき上げながら、集積場まで歩いた。戸建ての庭の掃除をしていたその家の奥さんんと目が合う。たぶんボクと[…]
ためいき

ためいき

2016年1月26日
ためいきの多い日々、幸せがどこかへ逃げちゃうね・・・。 「はあ~」 「なんだかため息多いですよ」 「あ、ダメだね」 「幸せ逃げちゃいますよ」 なんてGさんとの会話。 「幸せ、逃げてどこに行くんだろうね」 「きっと誰かに」[…]
冬ごもり

冬ごもり

2016年1月24日
「この冬一番の寒気」とか「数十年に一度の強い寒気」なんて窓の外では騒いでいるようなんだけれど、空は晴れていて暖かい豊橋市内。雪は降らないにしても、きっと夜にはぐっと気温が下がるんだろう思って、だって最近の天気予報の精度は[…]
初雪や

初雪や

2016年1月20日
疲れすぎて眠れない夜、いつもの窓の外には垂直の時間が流れている。時間という過去に沿って雪も落ちてゆく。 2008年2月9日の雪の日にボクは豊橋市内を歩いていた。今住んでいるこのアパートの契約のために田原駅から渥美線に乗っ[…]
スキーバス転落事故で考えたこと

スキーバス転落事故で考えたこと

2016年1月15日
なんとも痛ましい事故が起きた。スキーバスの転落事故。 運行指示書のルートを逸れて一般道を通ったことが直接の原因。 高速道を通っていれば起きなかった。つまり高速料金というコストを削減したこと。それが直接ドライバー本人たちの[…]