漁師町の朝、野生の朝(13日目の1) 2008年10月31日 四国遍路 迷故三界城 漁師町の朝は早い…。 というか、公園や海岸など寝られる場所の朝は、犬の散歩(なのか人の散歩なのか)の人たちで、一日が始まる。その気配や声で目ざめる時もあった。 あるいは深夜、え、こんな時間になんていう1時とか2時に、犬の[…] 続きを読む
まるごとソーセージ(12日目の3) 2008年10月30日 四国遍路 迷故三界城 まるごとソーセージ、よく食べたなあ…。カロリー摂取目的(396カロリー)だけではなくて、菓子パン(あんパンとかコッペパンジャムマーガリンなんかの)よりは、健康によさげな感じがして食べた。ジャンボソーセージもよく食べた。 […] 続きを読む
神峯寺そして安芸市へ(12日目の2) 2008年10月30日 四国遍路 迷故三界城 11時50分、神峯寺まで1.5キロメートルのところで休憩した。車道だけを辿って歩いて行くほうが「楽」ではないかと思ったのだけれど、遍路道はその車道をショートカットして直線で山門に続いていた。それは地図でも分かったので、歩[…] 続きを読む
托鉢遍路の孤独(12日目の1) 2008年10月30日 四国遍路 迷故三界城 パンツの洗濯で朝が始まる。ついでにバスタブにお湯を張って、入浴。なんだか妙な疲れ。緊張が少し緩んでいたの身体が怠い。重く感じる。このままもう一泊したいという気持ちになる。3500円で幸せが買える。安いものかもしれない、と[…] 続きを読む
見淸淨句是菩薩位(11日目の6) 2008年10月29日 四国遍路 迷故三界城 見淸淨句是菩薩位とは、「理趣経」にある偈なのだけれど、意味は「欲心を持って異性を見ることも、清浄なる菩薩の境地である」ということらしい。 理趣経 - Wikipedia 真言密教では、「自性清浄」という思想が根本にある。[…] 続きを読む
日輪、半島の朝陽は夕陽になった(11日目の5) 2008年10月29日 四国遍路 迷故三界城 14時30分に吉良川の休憩所を出発して、奈半利町を目指した。ホテルなはり、がその時のボクの目的地だった。そしてそこには安眠とか安心とか慰安なんてことが約束されていた。楽園がそこにあった。 羽根を過ぎて羽根岬手前から大夕陽[…] 続きを読む
歩き遍路は幸せですか?(11日目の4) 2008年10月29日 四国遍路 迷故三界城 歩き遍路の人たち、通し打ちで40日から50日かけて歩き続ける人たちは、幸せなのだろうか、と思う。その長い時間、歩いて四国を巡礼する時間があるということ、そしてその体力があるということ、そのことだけを考えると、幸福なのかも[…] 続きを読む
ご利益はありません、痛みは快感になりますか?(11日目の3) 2008年10月29日 四国遍路 迷故三界城 ご利益はありません。 遍路をして何か変わったのだろうか、なんて考えていた。というよりも遍路中も「何になるんだろう」と思っていた。どうしてこんなに辛い思いをしなければならないのかと。雨の日には特に思った。ねぐらの決まらない[…] 続きを読む