休日の朝

田原はいい天気です。夕方からはこの秋晴れの天気も下るそうで、それでは朝早くから動き出せばいいのですが、なんだか身体が動きません。一直明けだったので、4時過ぎには目が覚めたのですが、やはり眠い。その後一時間おきぐらいに寝て起きてを繰り返して、9時半ごろ「布団干そう」と起き上がりました。

インスタントのコーヒーを甘くして飲むのが起床後の日課です。コーヒーが胃の中に届くと空腹のサインみたいなものが出るのでしょうか、今度は「何か食べよう」と思うんですが、その何かの選択肢がエースコックの大盛りいか焼きそばしかなくて、休日の朝食はそれになりました。今お湯を沸かして焼きそばに注いだところです。

「朝からカップ焼きそばかよ~」とか思うのですが、背に腹は替えられないというか腹を背に替えられないというか…。外は良い天気なのですが、部屋の中は少し湿ったカンジがするのは、きっと気持ちが暗くなっているからでしょう。


蔵王山に月

それでも、寮全体がそんな空気の中に存在するので、それはそれで孤独と言うものがみんなに平等に行き渡っているので、「あ、オレだけじゃないんだ」と感じることができて孤独の連帯感みたいなもので寂しさもそれほどまでこたえないのですが、これが隣の部屋もその隣も楽しげな声が聞こえてきて、窓からもどこかへ出かける声がしているとなると、もうどうしようもない寂寥感に包み込まれてしますのだろうと思います。

「さみしいのはお前だけじゃない」という歌があるそうですが、世の中のすべての事をそう考ええると人ってのはかなりのことまで耐えられるのかもしれないと思うのです。「辛いのはオレだけじゃない」「痛いのはオレだけじゃない」「忙しいのはオレだけじゃない」…。

格差が問題になるのは、こういう思考ができなくなることなのだと思っています。そうなるとお先真っ暗という閉塞感が社会全体を包み込んで、「この先どうにもならんのだったら、いっちょう銀行やったるか~」とかボクは思うかもしれません。その前にどっかに火炎瓶投げ込むぞ~とかね。

非正規と言われる人たち(非正規日本人ではないですよ)、期間従業員や派遣社員などは、そのボーダーライン上をつま先立ちで歩いているような人たちが多いですから、数万人が「銀行やったるで~」とか「ワシは郵便局じゃ~」なんて同時多発的に自棄行動にでたら…。

なんて、こんな秋晴れの非に考えることではないですね。今日は約束があるので出かけなければ。

1件のコメント

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    挨拶は日本の心!

    挨拶・・・日本人はたくさんの挨拶をする礼の国の国民・・のはず
    朝夕夜に食事時に誰かと会うときになど手紙なんかでは時候の挨拶・・何かを紹介したりされたり述べるときも挨拶という言葉が使われますよね・・・ホントにいっぱいの挨拶があります
    日本にはたくさんの

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