中国行きのフロー・ボート

昨日は今年度第一回目の準社員登用試験(が正式名称なのだろうか?)だったようで、昨年度は1200人ほど採用したらしいのだけれど、今年度は例年並の900人ほどだそうですね。ま、新卒入社者数の増減は極力少なくして、期間従業員からの登用者数で全体数の調整するということなんだろうと考えています。
「団塊世代の大量退職」その差分を埋めるための登用枠の拡大、なんてことも言われたのですが結局は1年だけ、なにも団塊世代が昨年度に全て退職したってことでもないのだろうけれど…。それに昨年の春闘の争点のひとつ格差是正がそのたった300人増で解消できたわけでもないのだろうけれど…。
円高による減益(一説には1円につき350億円の営業減益要因とされるそうなのだけれど)が登用数に影響していて、300人が切り捨てられてゆく。
「格差是正」を登用数拡大の理由に大々的にアナウンスしたのは、きっといつものポーズだったのだろうと、考えています。現在の円高を昨年のうちに予測できない企業でもないのでしょうに。(企業だからそれは登用数の変化はしかたないにしても、「格差是正」のためなんてことは言わないほうが良いということなんだけど)
その円高による減益、国内やアメリカでの販売台数の減少分は、オイルマネーにわく中東やオリンピック景気の中国向けの生産拡大で補うのでしょうね。そして生産拠点も海外に移してゆくのでしょう。昨年の中国での販売数は前年比で60%以上も伸びたそうで、今後はさらに増えるのでしょうから。
食だけではなくて日本の経済自体も中国に依存しなければならない時代になってしまうのでしょう。車をギョウザに置き換えると、あるいはそのほかの食料品、衣料品、雑貨に置き換えると、少し怖いようにも思うのですが、それも日本の選んだ道ですから、ボクたちは陰口を言いながらも中国のコントロール下に置かれるのだろうと思っています。
歴史は繰り返される。
グローバル化ってのは、依存するってことだったのでしょう、きっと。この国は島国なんだけれど、もう中国なしには浮いていられない状態、いえその状態はすでに過ぎていて、中国大陸に向っている難破船のようなものかもしれませんね。

4月21日のいちにち
04:50 起床 一直の朝は早いのだ
05:30 テレビ見ながらまた寝た
07:30 起床 コーヒーとか電話とか
10:00 ハロワ 就職活動なのだ
11:30 郵便局 水汲み 買物(オイスターソース、中華だし、ゴボウ、牛乳)
12:30 帰宅 食事準備(きんぴらごぼう、カボチャの煮物、お粥)
14:00 食事(ジャガイモのコンソメ煮、おから{って、昨日の残り}きんぴら)
15:00 来客 お茶(リンゴゼリー、きな粉餅、紅茶)
16:00 帰った
16:30 洗濯
17:00 ブログのレイアウトを変えたり、洗濯も干したり
19:00 夕食(お粥、カボチャの煮物、カップ麺)
20:00 ネットとかテレビとかいろいろ
22;00 明日の準備(ハロワ)
22:30 シャワー
23:00 ブログとかネットとか
25:00 寝る予定

2件のコメント

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    ぐるりんさん、おはようございます。
    そう言えば、ベトナムとかからも。
    えっと、どういう経由で日本に来たのかは分かりませんが、本当に貧しいと日本に来ることさえ考えられないことなのかもしれませんね。
    というか、のり弁のほうが、どっちかというと好きだったけれど。ホカ弁で280円とかだったし…。パンの耳とかも食べてましたよ。最近は売ってるところがないのか、他に転用してるのか、見かけないですね。

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    今の状況からはあまり考えられないが、10数年前は、中国からのボートピープルが日本に度々来ていた。当時、そのニュースをTVで見ていて、友達が怒ったことがある。日本に来ていた難民が唐揚げ弁当を食べていたのだ。友達は、「俺は、唐揚げ弁当なんてほとんど食えなくて、いつものり弁を食っているのに。許せねえ。」。
    当時の俺たちは難民以下の食生活だったようだ。

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