小泉さんが引退するそうなのだけれど、引退というよりも息子に譲るだけで、ほとんどの人が言っているような「残念」だとか「もう少し」なんて思いはまったくなくて、「また、うまいことやるなあ」なんて少し嫌気がさしている。小沢さんの国替えにビビって引退したのだろうと思ったりして、たぶんネットではそういう論調が多いのだろうと想像しているのだけれど。
そんなことよりも、今日食べたサツマイモが美味しかったことや、ブリカマを紅茶（プラスシナモン）で煮て、それをポン酢で食べたのだけれど、これも美味しかったので、少し満足、というか、そういうことが幸せだったりすると、わざわざ政治や経済なんていう、少し生臭くて湿度も高い場所でのことを覗き見して、そのことについて考えること、そのことを想像するだけでうんざりしたり。
何もしていないわけではなくて、いらない洋服なんかを始末しようと、片付けたり、オークションに出品したり、落札されると洗濯したり、忙しい一日だったのだけれど。
1シーズン、1度も着なかった服は、たぶん今後着ることがないのだろうと思う。それに、ボクの場合はサイズダウンして（一回り小さくなったので）着られなくなった服もあって。それでもやっぱり持物は少ないほうが良いし、少ないに越したことはない、と思う。

ー山野井語録集ー
足りないのではと思うくらい大胆に荷物を減らせば、スピードはあがるし、大自然を強く感じられる。エキスパートになるにしたがい、体につけるものは少なくすべき。

なにも山に登るというということではなくて、ボクは人生においても「体につけるものは少なくすべき」と思っている。前にも書いたけれど、持ち物全てが40リットルのザックに入るくらいだと、きっと「エキスパートになる」のだろうと思っている。
まだまだボクなんてのは軽トラック一台分もの荷物があるので、何も感じてはいないし、もたもたしているのだろうと思う。
売れなかった服は、贈ろうと思っている。

TENOHASI : 秋冬物衣料を急募！！
皆さんのお宅に眠っている不要の秋冬物がありましたら、ぜひお寄せください。
また、友人・同僚・ご近所の方にも声を掛けてみてください。
集めたいものは以下の通りです。
「男性用衣類（下着・シャツ・ズボン・防寒着・靴下等。清潔なものに限る）・革靴・スニーカー・ベルト・帽子・タオル・毛布など。女性用は不要。スーツも不要。実用的なもの」

この街にもホームレスの人が多くなっているように思う。
空缶を集めている女の人や若い人を見ることがある。だいたい縄張りが決まっているのか、同じ人が同じ場所にいるようだけれど、そういう関係があるってのも、嫌なのかもしれないね。
何か、とても評価が高いのが小泉さんなのだけれど、あれほど騒いだ郵政民営化がどれほどボクたちの生活を豊かにしたのだろうか。郵便局では「期間従業員募集」と、トヨタ式が取り入れられていて、ぶっ壊したのはいいのだけれど、ただ壊しただけで、それならばテロリストとなんら変わりなくて、その被害者たるや時給800円ほどで雨の日も風の日も雪の日も真夏日も、バイクで配達している姿を見ると、そして厚労省が送った年金の手紙ってのも、そう言う人たちが配達していると思うと、小泉さんが憎くなるし、本当に変えなければならないのは政権じゃないかと、思うのだけれど。
体につけるものは少なくするほうが良いのだけれど、それでも持物はそこそこないと、やっぱりなにか気持ちまで貧しくなるのかなあ、なんて思うと、そのあたりのバランスってのは、例えばゴミ屋敷のようになっては住みにくいだろうし、何もないのも住みにくいだろうし、難しいところではあるけれど、暖かいシェルターのような安全な場所があって、そこから山頂に挑戦する、というようなことなのかもしれないなあ、なんて思っている。
そんな暖かい場所ってのもなくなっていて、国破れてテントあり、なのかもねえ、なんて思っているのだけれど。