語呂が良いので…、というわけでもないのだけれど、先日も書いた「THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則」というバイブル、じゃなくて標準作業書、じゃなくてマニュアルでもなくて、やっぱり経本とか教本とか、は、まだ読んではいないのだけれど、これを男性が読んで、女性が喜ぶようにすれば、かなり確立は上がるのかもしれないと思っているんだ。
というか、その指南本「『THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則』を読んでいる女性をゲットする35の法則」なんてものがあると、「THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則」と同じほどのベストセラーになるのではないかと、思っているんだけれど。
同じほどではなくて、150％は売れるかもしれない。というかセットで買う人もいるだろうから、相乗効果があるのだろうし。そして次は（「『THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則』を読んでいる女性をゲットする35の法則」を読んでいる男性を好きにさせる35の法則）なんて…もう「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路のぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」状態になって、ウハウハになるかも、なんて思っているんだ。（長いね）
「トヨタ式でかならず得する男性の選び方・20兆円の内部留保的恋愛」
とか
「TPSで読み解く恋愛・カイゼンこそ成功の一歩」
とか
「資本主義恋愛論、これで先進女子に」
とか
「ケインズならこうする男の選び方、私情主義と市場主義の狭間で」
とか
「竹中平蔵的恋愛観・恋愛の民主化」
とか
「小泉純一郎に学ぶ恋いズムチルドレン・対抗勢力こそ愛だ」
とか
「奥田的・恋愛をするもの、首を切るなら、腹を切れとか」
とか
「御手洗式・偽装恋愛で何か？」
とか
「理趣経でらくらく結婚術・呪われない男の選び方」
とか、とか…。
そういうタイトルのほうが知的好奇心をくすぐって、売れるのかもしれないし。
要するにそういうことで、例えばトヨタの標準作業書なんてのは、ライン作業の法則なので、これをスッポリ結婚ということに適応させて、もう1から10まで事細かく、マニュアル化すると、きっと「トヨタ式」なんてことで「え、じゃあ、2兆円の利益生むかも」とか「ムダムリ、コストもカットできて、スリムな男が出来るかしら」とかに、なるのかもしれないなあ、なんて漠として考えているのだけれどね。
で、ま、CCC21（「コンストラクション・オブ・キャッシュ・コンペティティブネス21」の略。和訳すると「21世紀現生競争力構築」）という、いかに金を持っているかということの法則も出来たりしないかなあ。いろいろ考えるのも、これもまた法則の性…。（CCC21とは「コンストラクション・オブ・コスト・コンペティティブネス21」の略で、和訳すると「21世紀コスト競争力構築」というのがほんとですけど）
で、カンコツなんだけれど、結局、世界のナベアツじゃなくて、世界のトヨタでさえ、標準化できなかったこと、要するに「THE RULES」にはできないこともあるのだから、それはやっぱり経験に頼るしかないのかもしれないのだろうけれど。それに個体差もあって、生身の男ならかなりのバラツキがあるのだろうから、そこはやはり、経験、カンコツに頼るしかないのだろうと思うのだけれど。
それを言うと、キリがなくなるのだけれど、標準作業書だけで車が造れるのか、ということ。大量生産大量消費という資本社会においては有効なのだけれど、「手作り」ということからはかけ離れてしまって、どうもそこには「作る」とか「育む」とか「手作業」とか「温もり」とか「愛」とか「情」とか「血」なんて、温度を感じることも、まして製品の向こうにある、使う人の顔なんてのは見えないように感じる。
それと同じように、マニュアルで量産され、規格化された恋愛や、それによる完成品としての結婚は、有効だとしても、なにか現在の自動車、ライン作業で量産される自動車のようで、ボクには違和感があるのだけれど。
もう少し、ドロっとした部分、例えば中学生の工作の時間に作った本箱や椅子のような、「うわ～手切っちゃったよ」と、材料のラワン材に血痕が残っていたり、歪な形になったりするのが、恋愛なのだろうと思ったりもするのだけれど…。
というか、ま、前回も書いたのだけれど、んじゃその本にはないパターンの男たちは、敗者で廃車なのか、なんて思ったり。
そうなると「蟹工船」「自動車絶望工場」ではなくて、「蟹婚船」「結婚絶望社会」「希望的格差婚社会」「破婚村」「トヨタ既婚従業員になろう」とかこのブログもタイトルを変えてとか、とか…。
ま、そんでも、ま、「女と男　NHKスペシャル」を見てて思ったのだけれど、これほど文明社会になったと言っても、恋愛とか結婚なんてのは狩猟採取社会の頃とほとんど変わってないってことなんだろうね。

左側は卑猥なのでお見せ出来ません。