労働組合の意義

大企業の労働組合が企業の役員だったということが、今回の派遣切りでハッキリしたのではないかと思っています。派遣労働者が独自に組合を立ち上げなければならなかったということ、あるいは、どこからも今回の雇用虐待、雇用危機において使用者側に異議を唱える声が聞こえてこないというのは、まったく不思議というか、労働組合の神秘性を垣間見たように思います。
あるいはカルト集団なのかもしれません。そのうち出てきて委員長の血のイニシエーションなんてのをするのかもしれないと、真面目に思っています。専従者の中にはヘッドギアを付けていて、会社創始者の声を四六時中聞いているという噂も。そして中には空中浮遊が出来るひともいるという噂もあるのが恐ろしい。そしてエアダクトから、微量の薬物を流して組合員である社員の脳を覚醒させているらしい…。
企業内宗教。
それか、企業という敷地内から出ることのできない臆病者なのかもしれませんね。チンカス野郎が何もできないで、会社の顔色を窺うという姿を想像すると、なんとも情けないというか、組合というのは実は鎖に繋がれた犬なのかもしれないと思っています。
犬ならばまだ吠えることもあるだろうけれど、この犬は声帯手術をされて、そして去勢されていると思うと、なんだか憐れにも思えて、少しだけですけれどウルウルなってきます。
企業内ペット。
その企業で働いている労働者が、その企業にある労働組合に頼ることができないで、他の組合に頼ったり、数人で組合を立ち上げなければならない状況がどうも不思議だと思っているのです。
大企業の教団、いや組合よりは、ガテン系労働組合のように命懸けで企業とかけ合ってくれるくれる組合に加入する方が、安心だと思うのですが。特に毎月お布施、いや組合費を回収されて結局救われないのならば、違う組合に入ったほうが良いのかもしれませんね。
そうそうトヨタだってATUなんて新興宗教、じゃなくて、新しい組合があるのだし。
さてと…。

8件のコメント

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    >さといもさんへ
    健全というか安全でしょうね。そしてそのことが自らと家族の幸せになるのなら、よしとするかもしれないですしね。
    ま、それでも組合は必要でしょうね。その意味や意義をちゃんと理解して行動していれば。
    今回のことでトヨタがどういうことをするか、ということが国民の視点であって、それ次第では更に売れなくなると思います。その視点の違いってのは、幅がありますからね。
    >名無しさんへ
    そうですね、見ても良いけれど、ボクとしては命令されるのは、どうも苦手ですね。「~しなさい」口調の人もいるので・・・。

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    肝血や通りすがった、もしくは、ぐるりんなどのような、国や大企業など、権威に媚びた「現実論」を並べ立てたコメントばかりするなら、最初から見ない方がいいと思うが…。
    このブログ主の意見に同感している身にとっては、違和感を感じるばかりである。

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    会社という名の「ご主人様」の言うことには絶対に服従という「犬」として生きていったほうが健全なのではないかと思う事が度々あります。組合活動とは無縁な存在として。
    私自身労働組合は悪、危険な存在と教えられてきた事もあり未だによい印象は持っていません。
    癒着してる役立たずなものもいらないけど会社や意見の異なる労働者と徹底的に戦うもの、どっちもどっちですね。
    労働者の意見を主張するのはわかるけど結果的に会社の業績や信用を落としてしまう結果になっては意味がないからです。

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    >入社試験10連敗さんへ
    過激というか、誰かテレビの前で言ってやればいいのにと思っています。ま、言ってもカットされるのでしょうが。
    >葛田さんへ
    カルトと言えるようなものも多いようにも思います。というか、政治の世界もそんな感じもしますしね。ま、洗脳とか、支配とか、いかに先導するかなんてのは同じなのかもしれませんが。
    >ラグーナさんへ
    そうですねえ、そのことは名古屋ホームレスで書いたのですが、まったく経済災害だし政治災害なので、直ぐに行動しないとですね。地震がもう起きているのに、考えている状況ですからね。
    いえ、犯罪は多くなるでしょうね。絶望すると、ま、ボクもボク自身が怖くなる時もありますし。
    >三河湾さんへ
    (^^
    そんな感じですね。
    船体が軽くなりすぎて、転覆するということもありそうな。
    全然危機感がないですしね。

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    こんばんは、不況の荒波に揉まれている「日本丸」、船体に空いた穴から海水が(円高、株安、…)サブ~ん! 「このままでは沈没してしまいます!」 「ヨシ、船体を出来るだけ軽くしろ!」 ドボンッ!…「これで少しは軽く…」 波間に漂う労働者 (おぃ!それは最後にし てくれよ!!) 「政府の救助はこの嵐で視界を確保出来てません!日銀レンジャーもしばらく介入見送るそうです!」 「あっ!対岸から浮輪(雇用対策関連法案)が!」 「それでみんな浮かぶのか?その前にここまでとどくの~?」
    心配で眠れない、『腹の上のポニョ』の日記より

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    管理人さん こんばんは。
    記事とはちょとずれてしまうかもしれませんが…。
    今、解雇された派遣職員の方や、期間更新出来なかった期間従業員の方を直前まで雇用していた側が雨風を遮断出来、温かい風呂と布団ぐらいは用意出来ないものなのか…。(物理的には、先ずは、大人数を瞬時に放出した大企業なほど、用意し易いと思うのですが…)
    こういう時こそ、国家とその大企業が、(急務なので早急に)相互に話し合い、年末年始は寒い屋外で過ごさずに済み、離れた家族には、“取り敢えずは大丈夫だから…”と所在安否を安心して伝えられる環境の提供は出来ないものなのか…。
    (まだ任期中の期間従業員がいるので無償提供は出来ないというのであれば) 光熱費は国から直接支払うか、補助金を出すとか…。
    何か、地震や水害等の“天災”に遭った場合は、人も物質も比較的迅速に初動するのに、今回のようにタイミング悪く“経済被災”した場合は…?。
    やむなく路上生活が長引けば、先のどなたかのコメントにもまりましたが、“こんな生活苦しているよりは、○務所へ行ったほうが、衣・食・住心配ないや”とふと思い、一線を容易く越えてしまうのではないか…。なんて思ってしまいます。
    この考えって甘いでしょうか?
    う~ん、こんな寒いのに、何とかならないのでしょうか…。
    思いつくまま書いてしまいました。すみません。

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    某政党の議員にもいました。的外れなカルト批判を繰り返していたのが・・・。詳しく知りたい人は田舎の図書館ではなく、都道府県の図書館で調べてみてください。『インターネットと宗教』というタイトルの本が一冊あれば、いろいろと参考になります。カルトといえば大体、ブランチ・ダビディアンや日本のオウム真理教のことを指しますから。日本では、一部デタラメな解釈で使われてしまっている。それも選挙になれば、決まって同じようなネタばかり出てくる。ひどい話です。私は別に企業批判をするつもりはありませんが、派遣など非正規雇用にしてとことん使い捨てにし、いじめてきた人たちが某政党の労組の中にいることを知っているので、ただそれに対してうんざりしきっています。

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    管理人さん、こんばんは。
    今日のブログは一段と過激になってますね。
    ↓念のために一応参考としてお願いします。(Wikipediaより一部抜粋)
    労働者とは、労働基準法第9条で「職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で賃金を支払われるものをいう」とされる。契約上において、請負、個人事業主とされている者についても、実質的な「使用従属関係の有無」で判断される。(厚生労働省労働基準局の通達を参照すること。) 他方、労働組合法では、第3条で「職業の種類を問わず、賃金、給料その他これに準ずる収入によって生活する者」と定義されており、失業者も含まれるものとされる。
    ネガティブなイメージ
    日本の企業の経営者は、労働者の出世レースのゴールであることが多く(経営者と労働者の未分離)、それが過度の癒着、または対立を生む背景の一つであった。 現在の日本では、労働組合活動自体があまり知られているとは言えない現状であり、労働組合が何か活動をすると「抵抗勢力」や「何にでも反対する」というレッテルを貼られがちであり、さらには先入観から労働運動自体に眉をひそめる人もいる。近年ではストックオプション制の導入など、労働者を経営側に取り込む動きも見られている。
    また、一部の労組では、新左翼の影響の下に政治的な要求や現実離れした要求を振りかざし、他の組合との抗争に明け暮れるだけで、本来の役割である労働条件の向上はなおざりにしてしまった組合や、日本航空の組合問題に見られるように、非妥協・対決路線に走り会社の現状を省みない組合となってしまったものもある。また、かつての国鉄労働組合のように鉄道にとって最も重要な存在である利用客を無視してストライキや遵法闘争を繰り返したり、かつての日産自動車のように「労使協調」が労使間の癒着に発展した末に労働組合が経営や人事に介入するなど、社会的にも非難される行動に出る組合もあった。このため、「労働組合が会社を潰す」という見方が広がってしまった。
    偽装請負の黙認
    近年蔓延してきた偽装請負については、これまで大労組が事実上「黙認」しているといわれても仕方がない状態であった。連合会長・高木剛もこの事を認めている。理由としては、いわゆる御用組合化の進行により経営側の方針に労働組合側が反発しづらくなっていることと、偽装請負を解消する場合、経営側がそのコストを、組合員である正社員の賃金を削減することにより捻出しようとするおそれがあるため、組合員の不利益になることを指摘できないためである(これは、同様に問題化している『下請けいじめ』についても同様なことがいえる)。
    日本の労働組合が弱いのは、「いじめを受ける」「報復される」ことを恐れているのではないかと思うんだが・・・
    労働組合が企業の役員の私物化とされたのは2000年以降だったかと思います。
    企業内宗教はオウム真理教、創価学会、法の華と通じるものがあります。
    あの悪徳企業の電通も企業内宗教の一つと考えられます。
    「仕事が大好き」よりも「会社大好き」の信者が多いかもしれません。
    暴動やストライキが起きないのもこのためかもしれません。
    企業内宗教に出家・入信されてる方は2004年のプロ野球選手会ストライキを思い出してください。
    勝手なことばかり書いてすいません。

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