失業者たちの聖地
ハローワークは相変わらず超満員で、求人検索の順番待ちは当たり前、「行列が出来る」状態なのだ。求人検索がその状態なので職業相談への待ち時間は更に長くなって30分、1時間という状況になる。
ボクのように紹介状を発行してもらうだけだと10分もあれば終わるのだけれど、「職業相談」の場所なのでいろいろな悩みがそこで語られていたりする。「この仕事、私に出来るでしょうか？」とか「採用されますかねえ」なんてことから始まって、企業の出した求人が求人検索機に登録されるタイミングや（新しい求人があれば1時間に1回更新されているらしい）、履歴書・職務経歴書の書き方、面接に着ていくもの、あるいは面接場所への行きかた…。
「1時間も待ったんだから元は取る」と思っている人も中にはいるのかもしれない。ハロワの美人職員と話をしたい人もいるかもしれない（あまり美人はいないけれど。中には…）。雇用に対する不安から相談時間も長くなる。失業期間の長さと相談時間の長さは比例するようでもある。あるいは不採用回数と相談時間の長さ。
そんなこと聞いてどうすんだよ、なんてことも聞いている。例えば「どういった仕事内容ですかねえ。自分にはむいてますかねえ」…。「知らんよ、そんなこと」と言いたいのだろうか、ハロワ職員の口元がピクリとする。求人公開カードの範囲でしか分からないのだろうから、それ以上のことは面接に行って聞くか実際に働いてみないと、と思う。それに仕事内容は変わることもあるだろうし。向き不向きは、確かにあるだろうけれど、それをハロワの職員にその時点で聞いても…と思うのだ。
職業相談にかかる一人当たりの所要時間が長くなっている、そういう人が増えている。となると、来所者は増える、相談は長くなる、溢れる。中にはそういう状態が好きな人も多い。祭り好きという人たちだ。失業者だけではなくて、いろいろな目的を持った人たちが加わる。大勢の人が、ロビーや入り口になんとなくいる。ハロワに行くことを日課にしている人もいるだろう。中には酒臭いひともいる。そろそろ屋台も出店するかも、という雰囲気の失業アウトブレイク・フェーズ5という感じ。
ある意味健康的だ。ハロワに毎日出勤しているのだから。ギャンブルに行くわけではなく、ハロワの片隅に座っているのだから。そしてハロワカフェで50円のコーヒーを飲む。近くのコンビニであんぱんを買って食べる。1日いて300円ほどだろう。冷暖房完備、個室あり（トイレだけれど）。
そして半日は図書館という人もいる。市役所のロビーもボクたちの居場所になっている。ハロワ、図書館、市役所、失業者の聖地。
そこを巡礼する人も多い。家にいるほうが金がかかる。冷暖房完備の聖地に居ることの慰安。多くの仲間たちがいることの安心。この国の教会や神社寺社の代りになっているのだ。ハロワで検索することは、礼拝することであり納経することでありマニグルマなのだ。そして懺悔し祈りすがる。
これは六芒星（ろくぼうせい）のような、ハローワークのシンボルマーク。コードでもある。「ハローワークコード」とボクたちは言っている。2つの「杯」Ｗのひとつは企業としての母胎、もうかたほうは労働者としての母胎を示している。それのバランスを保つ役割としてＨという均等器（槍から守る盾という記号でもある）が支えている。HelloWorkを現している。その象徴。
それを回転さえると
ということになる。
要するに「杯」は家になるのだ。これがハローワーク聖杯伝説。MutualHouseの頭文字。
企業と労働者で支えられているはずなのだけれど、どこかで何かが狂ってしまって、その意味を喪失してしまっている。その祟りがもうそこまでやってきているということだ。そして箱舟も救世主もいないのだから、とんでもない恐ろしいことがやってくるということなのだ。
なんて「ダビンチコード」観てちと考えた…;)
雨だね。聖地も休み。
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芋洗坂係長さん、こんにちは。
1200円だと良いほうですよ。地方だと介護職でも800円とかですよ。1000円とかもたまにあるけれど。20万超えるのなら…。
介護の現場って、仕事内容を理解されていない部分が多いですよね。やっている人の話を聞くのとは全然違っていたり。離職率が高いのは仕事内容ではなくて、収入面だったりなんですかねえ？
ヘルニアではないのですか？
ボクの知り合いもヘルニアで40の初めからコルセットをしていましたよ。動けなくなるときもあるようでした。
仕事より身体ですもんね。正規ではないと保障も曖昧だろうし。なにはともあれ、ご自愛してください。
やっとの事で、脱・求職のおぢさんを達成しました。
ITドカタから、介護福祉系の仕事へJobチェンジです。
昨年5月、アホな社長と病気な年下の先輩のいる職場から離脱したんですが、ちょっと経ったらいきなりITバブル崩壊。
売り手市場だったのに、一気に泥沼へ・・・。
再就職できたと言っても、時給1,200円ですからね。（汗）
今日みたいに体調を崩して休んじゃうと、モロダメージを受けちゃいます。
職場に「休みを下さい。」って電話をしたら、「まだ2週間済んだだけなのに、これから先、大丈夫？」って言われちゃいました。
まぁでも、腰痛を引きずったままも辛いので、早めに休ませて貰いました。
「これから大丈夫？」って言われても、先輩方は「最初のひと月が地獄だった。」って言ってるしね。
月、支給額は21マンくらいになるのかな？ 持病の中から選んで通院しないと、生活も出来なくなる。
持病持ちで低所得だと、辛いです。
2000年頃のバブルでも痛い目を見たし、今回も・・・。
はぁ～、たまりません。
＞葛田さんへ
トヨタ車はどうなんですかねえ。働いている人だけであれだけ売れることもないでしょうし。関連企業を含めても。安心感なんてのもあるんじゃないのですか。売れるのと好きなのは違うのでしょうが。
期間工の問題も、他と比較するとうまくやってましたからね。直接雇用だし途中解雇もなかったし。対応も早かったし。同じことをしていても、そこがいすゞや日野との違いだったのでしょうが。
出稼ぎの人たちを考えると分かりやすいですよね。期間工はあくまで「期間」ですから。短期間と考えるか長期間と考えるかによって、かなりの差が出てくるのでしょうね。今頃になって社員にしろ、という人もいるのですが、個人的には少し疑問です。
＞まことさんへ
そうですね。夏になればまた増えるのかもしれないですね。駅は最近意地悪ですからね。ベンチを撤去したり、夜は閉鎖したり。
せっかく最低賃金時給1000円なんて議論が出ていたので、それもうやむやになったことは残念ですね。それどころか、賃下げ傾向にあるのだろうと。月収12万円（手当てなし）なんて普通は変だと思うのですが、それでも求人があり応募があるのだから。というかワープアなんて普通ですよね。20万円なんて優良求人だし、ましてボーナスありとなると、最優良かなあ。
ハロワ、図書館、市役所、失業者の聖地。
これはよくわかります。
実際この三ヶ所は近い場所にある場合が多いと思います。
お金をかけずに暇つぶしでき
雨を防げ、暑さ寒さも防げるタダで便利な場所です。
ハロワの検索で無条件で選ぶと
勤務地が中国とか出てきておおとか思うのですが
中には網走刑務所の医者とかもありました
医者ですが、給料がすごく安いので誰も応募しないと思いますが。。。
不況というのはいろんな言い訳にも使えて労使ともに便利なのかもしれないと最近思ったりするのですが
背に腹は変えられないのが現状です。。。
私もいろんな経験をしていく中で気がついたのですが、例えば、トヨタ社を好きなのは、そこに勤めている社員以外考えられないと思えるようになりました。というのは、トヨタ車を好きなのと違って、どうしても変わり者に思われかねないからです。しかし、収入や待遇の面で、単純にやってみようという気持ちが芽生えて、多くの人が期間工を受けようという動機があるのは事実です。景気が悪いと切羽詰まってしまいますから、自分に何ができるかということよりも、いちばん損をしなくて済むと思われる選択を優先しがちです。でもやはり、何回も職安に通ったりするのは面倒で、うんざりさせられます。そこで、期間があらかじめ定まっているのは不利であると分かっても、のみ込まなければならなくなるわけです。
田原エロ山
この前書いてたホムペで臨時収入5万入ったぞｗｗ
工口いことできて金貰えるとか最強だなコレ！
http://mlstarn.com/g-navi/9buymxi/