ノルウェイの森とか松山ケンイチくんとかボクのこと

松山ケンイチくんがワタナベくんを演じることになったそうですね。そうなると「小雪さんが直子かな」なんてのを多くの人が考えているのだろうけれど。
「銭ゲバ」での迫真の演技が逆に今後の役に影響するだろうなあ、なんてことをこのブログでも書いたのですが、風太郎とワタナベくん、どこか繋がるようにも感じています。2年連続アカデミー賞なんてことになるかもしれませんね。
「ノルウェイの森」、もう22年も前の作品なのですね。そういえば前に書いたかな。ノルウェーの森
話はボクのことになりますけれど、今日は面接でした。
応募した会社が少し遠いとろこにあるので、電車に乗って出かけました。往復1100円ほど。少し早く着いたので、駅でパンを食べたり、公園で時間を潰したりして10分前に行きました。
どうなんでしょうね。手ごたえはいつもあるのですが。資料を集めて、そして筆記試験ということも考慮して、志望動機や自分を表現できるように準備はしていますけれど。80点は取れる面接だとは思うのですよ、いつも。質問も考えていますし。
それに今回も要資格の募集で、そこでかなり絞られると思っているのですが、やはりこんな時期ですから、それぐらいは持っているということが最低ラインなのかもしれませんね。ちなみに今回は契約社員です。契約社員なのだけれど、求められるレベルは高い。
前回も電気関係の資格を必要としていた募集だったし、今回はさらにもうひとつ。資格があれば、なんてのはその資格の難易度や保有者数なんてもので価値が変わるのだから、職行訓練校3か月とか半年間で取れるような資格を持っていたとしても、それが就職に直結するとは思えません。それよりか、20代とか30代前半なんて年齢のほうが資格よりも価値があるようですね。逆に経験ということもまた資格よりも価値あるものですけれど。
日本人力というか、日本人の人材レベルはとても高いと思います。高学歴でいろいろな資格や技術、知識を持っている人が溢れていますからね。それは国力と言ってもいいのでしょう。終身雇用制度や組合が守っている社員という人たちのレベルが上がっているか、というと少し疑問に感じていますけれど、全体としては上がっているのでしょう。そんなレベルの高い国で失業者が溢れているというのは、そこを扱っている人たちのレベルが低いということなのかもしれませんね。国力は一流でも、政策が二流なのかもしれません。宝の持腐れ、という状態なのかもしれないですね。
失業、就職失敗、失業の長期化、生活苦。
今年も発表されましたね。

不況、命も脅かす 生活苦の自殺増加 30代は過去最多:社会(CHUNICHI Web)
2008年の1年間に全国で自殺した3万2249人のうち、30代は4850人(前年比1・7%増)で、統計が残る1978年以降、過去最多となったことが14日、警察庁の統計で分かった。

35歳は救われるどころか、自ら命を絶つ人も増えているのです。絶望というのは、努力した人のほうが感じますよね。自己と他者の間の感覚のズレ、というか、認識差が大きければ大きいほど、絶望も大きくなる。
「頑張ったけれど、ダメだった」という人が多いのでしょうね。頑張らなかった人は「ダメだった」理由を分かっていますから「しかたないか」と考えますからね。そういう意味では、この自殺した人たちは頑張って頑張ってそしてダメだと思った人たちなのだろうと考えています。
そこまで追い詰める社会、救いのない社会。頑張れば頑張るほど死の淵に近づくのがこの国なのかもしれませんね。
今日の面接で褒められたことがありました。面接官の人が言うんですよ「努力されて、いろいろ資格も取られたんですね」って。だからボクは「ええ、期間従業員の時にも勉強する時間はありましたし、満了した時にも時間はありましたから」と答えたんです。
でもね、そんな資格は何の役にもたたないのですよ。その「努力」というのもね。
だって、就職できないのだから。
朝焼けの讃岐の山々

4件のコメント

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    辻田さん、こんにちは。
    こんど鼠の肉料理をしたら写メ送ってください。
    それにダンボールは食べないほうが良いですよ。

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    食べる物がないなら段ボールを食べよう。着る物がないならボロキレを着けよう。寝る場所がないなら橋の下を探そう。オイドンは鼠の肉と野草と解体前の車さえあれば雨露しのぎ栄養満天問題ないけんね。

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    ペイさん、こんにちは。
    それでもトヨタの前に働いていた10年間というのは無駄な時間が多かったですね。労働時間も長かったし、休日もなかったですからね。実質的な休日が年間一桁とかでしたから。365日会社に行った年もあったかな。
    そうなると何も出来なくなりますよね。疲れて寝る、起きる仕事、寝る、みたいな毎日でした。
    おいくつかは分かりませんが、まだチャンスもあるだろうし、いろいろなことを利用して、たとえば今日の記事にかいた貸付金とかも、あるいはポリテクなんて手もあるし。
    と思っています。
    勝ち負けでもないので、少しずつ目標をクリアすればいいのかな、なんて思っています。

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    笠山サンは すごいなぁ~と感心する ぺい です。
    笠山サンの期間工を皮切りに 色んな期間工ブロガーさんのを読んで?来ましたが 過酷そうな仕事の合間を見て 資格を取ったり 勉強したり。
    体力や 必要性のあった資格だけ 辛うじて取った ぺい とは 大違いです!
    バイトも GW前に 職場環境と 疲労と ポンコツ肉体の為に 急性鼻膿炎と扁桃炎を併発し 強制入院させられ いい大人だから 携帯で 出ない声で
    入院の旨を 伝えたら 20秒で即解雇でした(笑
    越境バイトかなぁ~(笑
    就職 受かって下さいね!
    タツヤには 負けたくないな(笑
    長々と 失礼。。。

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