日系人の帰国支援

桜満開
今日のハロワも多かった。
求人検索は5人あとの10分待ちだったけれど、就職相談のカウンターは10数人、40分ほどの待ち時間だった。途中居眠り。
ロビーや玄関前にはあいかわらずオジサンたちがたむろしていて、若いお姉さん(若くないお嬢さんもかな)は入りにくいんじゃないかと思ったりした。年度が変わったからというか、就職難民となってハロワに漂流している、という感じで、いちおうに不安な表情を浮かべている。雇用保険法がどう変わったのかという疑問もあるのだろうね。

日系人の帰国希望者に旅費30万円支給 厚労省 – MSN産経ニュース
 厚生労働省は31日、失業などで帰国を希望する日系人に対し、帰国旅費を支給する制度を4月から始めると発表した。
 1人当たり30万円で、扶養する家族については1人20万円を支給する。雇用保険を受給している人には一定額を上積みする。

こういうニュースもあったのだけれど、対応が遅すぎ。すでに帰国した人たちには支給されないのだろうし、昨年末からの政府の対応といったら、すべてが後手後手に回って、というか世論の反応をみてから行動していて、その遅れが不公平感や格差を生んでいる。
遡及して改正雇用保険法を適応するということをしないと、わずかな差で救済されない人たちも多くて、そういうことが「負けたもの勝ち」というような努力への信憑性喪失なんてことへも繋がって、そこからモラルハザードということになるのだろうと思う。
「もらわな損」「働いたら損」、就職するより受給する人が増える一因にも、その対策遅れがなっているのだろうと考えている。
3月31日に繰上げて施行したことによって2万人が救済されたと単純に喜んでいるようだけれど、救済される人もいるだろうけれど見殺しにされる人もいる、というその日付による法施行からもう少し踏み込んでもらいたいと思っている。というか、枡添さんも自信満々に「1日繰上げた」と言ってたけれど、それもなんだかね。
非正規の非救済者、結局「非」というのを背負ってしまうのかなあ、なんて考えている。

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