ジャピーノほか

ジャピーノについて
サキヨミでジャピーノ(日本人の父親とフィリピン人の母親の間に産まれた子供)のことを取り上げているのだけれど、こういうことはフィリピンだけではなくて、例えばタイでも韓国でも南米でもアフリカでも、そして今多くの日本企業が入っている中国でもあることなのだろうね。中国人女性との間の子供だとジャチャイナなのか?
観光客というよりも、駐在員や出張社員なんて人たちが多いのだろうか。ジャパゆきさんとして日本に来てそして出会って身ごもったという人もいるのだろうけれど、多くは現地で産み落とした子供なのだろう。
7万人とか10万人というジャピーノがいるらしい。いったい日本人男性は何をしているのだろうか。せめて避妊ぐらいできないものなのだろうか。安いものだから、ついつい買ってしまう。そして途上国の女性なので、差別的な態度を取るのだろう。中には少女買春をする人もいるらしい。中には滞在中の現地妻を金で雇う人もいるらしい。
外務省の職員は大丈夫なのか?
フィリピンでこの数なのだから、その10倍なんて数の子供たちがいるのではないかと思ったりしている。
時給1000円と地方格差について
少し前も書いたのだけれど、地方と都市の物価格差はなくなっていて、逆に過疎地区ではユニクロもスーパーもないので物価が高い、そして家賃も地方のほうが高い場合も多い、それなのに最低賃金は低いというネジレ減少が起きていると書いたのだけれど、もうひとつ重要なことを忘れていた。教育費だ。
ボクの甥姪たちの場合を書くと、同時に2人大学に行っている/いた。実家近くに住んでいる姉の子供たちは、通学圏内に大学がないもので、どちらもアパートを借りての大学生活になった。そして残念なことに国立大学に落ちたもので、二人とも私立大学。学費が年間80万円なんて額らしい。そして生活費が月に8万円ほどで、年間200万円、それが2年間は重なったものでふたり分で400万円だった。結局6年間で1600万円という教育費がかかったということだ。(200万円×4年×2人)
もうひとりいて、その子は2番目が卒業した年に入学したので、重ならなかったけれど、結局は10年間(下の子は国立だったので、少し安いけれど)2200万円ほど必要になるということだ。
asahi.com(朝日新聞社):親の年収が大学進学率左右 200万円未満は28% – 教育
「大学は「全入時代」を迎えたとされるが、所得が低い家庭では、国公立大以外に行きづらい様子がうかがえる」というよりも、地方の通学圏内に大学のない人たちにとってはかなり難しいことになってくる。
それでも賃金は安い。地方の賃金格差がそのまま教育格差になって、「大学教育を受けられる人が所得の階層で固定化してしまう」と同時に地方は疲弊してしまうという状況になるのではないかと思う。地方の問題、特に交通網整備などの必要性は、この点からも吟味されないと、金銭的理由で進学できない子供が増えてくる。ま、それでも今は片道2時間半あれば、大学に行けるけれど、その大学に合格しなければ、それも無理だし…。待ち時間入れると3時間、最終のバスが17時だと、やっぱり無理か。
保護者の年収と進路
保護者の年収と進路(asahi.comから)
日本は重篤状態だと思う。
経済ダメ、雇用もなし、格差拡大、教育も無理、なんてことで、技術も頭脳も、Made in Japanの重要な部分が喪失するのだから、2流国家になるしかないのか。ま、昔の戻って中国に挨拶に行くようになるか?遣中使とか。
そう考えると、外国に子供を産み落として、日本人の血を残すというのは、動物としての生存本能ってやつかもしれないね。中国や韓国、フィリピンやタイにいる日本人の血をひく子供たちが日本を救ってくれるかもしれないからね。
日食ツアーで感じたこと
もう古い話なんだけれど、悪石島での嵐の報道を見て喜んでいる人が多かったということ、「ざまあみろ」という意見も多くて、だから多分、戦争が起こって同胞が殺されても第二次世界大戦の時のように「鬼畜米英」とか「同胞のために」なんてことは絶対ないな、と思った。
あの頃はまだ、パトリオットなんて感覚もあったのだろうけれど、今は同胞の悲しみを喜んだりする人が多いかもしれないね。「ヒルズに原爆落ちろ」とか「金もちざまあ」とか。もう国としての体を保てないで、簡単に占領されるだろうし、簡単に敵側に付くのだろうね。軍事費を増やしたところで、国を守ろうという精神風土がないのだから、もったいなくないか?戦争起きれば国を捨てる人も出てくるだろうし。
どうせ捨てる国ならば、やっぱり多くの国に血が残っているほうが良いか?やっぱり日本人は民族として終末期にあって、その動物としての本能から他民族との混交を行っているようにも思ったり。
というかタダのユルキャラ、じゃなくてユルチンだろうけどね。
「ボク彦ニャン、ユルユルキャラでつ。ついでに、海外ではつねにユルチンでつ。何様のつもりで、買い漁ってまつ。だって、1000円ほどでつから。それにあんなことやこんなことまで、でつから。海外出張大好きでつ。車も女性も今は中国製の時代でつ。」
あいタマ君
これは愛知のたまごのマスコット「あいタマ君」。
けっして「ゆる玉君」ではありませんから…。

4件のコメント

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    さといもさん、こんばんは。
    う~ん、その三流もちょっと基準が…。確かに淘汰されるでしょうね。そして実業系の大学への傾斜が始まるのかもしれないですね。
    大学教育の職業レリバンスなんてことが言われたりします。トヨタ学園を考えると分かりやすいでしょうね。教育=職業。
    ま、文学系の学生なんてのは、どう企業から評価されるかという問題もありますし。資格、例えば英検なんてのを取るためだけなら、語学学校で十分だし。
    ボクは、その三流もまた必要だと思ったりもします。幅がないと。ムダがないと、なんて思ったりしますけど。少子化で子供がいなくなっての淘汰はしかたないですけれど、ムダのことは大学教育でしなくていい、なんてことになると企業内高校、大学を増やせばいいだけのことなんで。
    教育は実益とは、またかけ離れているものだと思っています。
    このあたり、最近はどうも実業大学という方向に論調が傾斜しているように思います。職業訓練大学校計画のような。

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    豊田や田原などではタガログ語が堪能な方が多いような気がするのです。
    しょっちゅう現地に行ってる方も居たりしますし。
    大学に関してですが進学するのが当たり前の環境だと行きたくなくても仕方なく進学してるような気がするのです。
    私の意見としては三流以下の世間では殆ど評価されない大学に行くくらいなら他の道を歩んだほうがよいと思いますよ。
    そういう大学は近いうちに淘汰されるでしょう。
    そして入学金や授業料等が本当に適正かどうか。
    一部私立や医学部なんて年間に年収を越える額が必要だったりと異常です。

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    dさん、こんにちは。
    お久しぶりですね。
    父親たちも、海外でじゃなくて自分の嫁とやって産めよ、なんて思っています。
    そうですね、少子化対策。というか、国の恥ですから、これは慰安婦問題なんてことよりも、破廉恥な問題なのだけれどね。
    情ない国家だよなあ、なんて思っています。
    ま、今度のマニフェストだと児童手当が2万6千円出るらしいので、「この10人はオレの子供だ」なんて言うヤツも出てくるかも。10人子供がいれば26万円だもんね。
    そんで、中学卒業したら働かせるとか。1人から2万ピンはねすれば、これまた20万円だもんね。

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    親探しの子等を日本人として受け入れれば、少子化問題も解決ですね(笑)

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