そう言えばスタバ2周年

2008年の夏と言えば、リーマンショック前夜、まだ景気もいい頃で、街ももう少し賑わっていたように思う。住居問題が起きていたぐらい、まだ期間工や派遣社員も多っかたし、駅、特に渥美線界隈はその人たちで賑わっていた。
そんな好景気の中、スターバクス豊橋店がオープンしたのはお盆前の8月11日だった。確かプレオープンなんてのが本オープン前日かなんかになって、行列が出来ていたのをおぼえている。スタバに行列が出来るのも不思議な光景だったんだけれど、それはきっと喫茶店の多い地域柄なんてこともあるのかなあ、なんて考えていた。そう考えていると、舌が肥えた地域での開店で店側も緊張したかなあ、なんて思った。
というかスタバだけではなくて、ココラフロントが8月にオープンしたのだけれど、なにかあの周辺が自動車バブルの象徴のような感じもしている。渥美線新豊橋駅もそれと同じ時期に新駅舎になったし、駅前開発がリーマンショック前夜に竣工し完成したというのはなにか、その秋から冬にかけて起きた哀しみの象徴、モニュメントみたいに、あるいは墓標みたいに感じる人も多いのかもしれない、なんて思っている。
あの頃、豊橋や田原を後にした人も多かったはずだし…。
もう2年かあ、なんて感慨深げにビルを見上げている人も多いのだろうね。「二年の時が変えたものは 彼のまなざしと 私のこの髪」なんて竹内まりあさんの歌があるけれど、それほど変化がないのも2年なんて年月なんだろうね。たぶん。豊橋は人口の割にはなんだか寂れた感じもする。それでもあの駅前開発で少しは華やかになったのだけれど…。今後はどうなるんだろうね。やっぱり景気次第なのかなあ。トヨタ次第なんてことなのかもしれないね。どうなんだろうね。
スタバのポスター
(画像:そういえばスタバオープンのポスターを写していたよ)

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