豊鉄タクシーの謎

5月の最終日は、ヒマ過ぎてご飯を食べる余裕もない一日だった。
おかしな話なんだけれど、ヒマな日ほど食事が不規則になる。忙しい日だと「このへんで食べとくか」なんてちょっとコンビニに寄ったり、食堂に寄ったりするのだけれど、ヒマな日ほど気持ちに余裕がなくなって、急いで待機場に戻ったりするもんだから、ついつい食べるタイミングをなくしてしまう。急いで待機場に戻ったところで、お客様が待っているなんてことはないのだけれど。
おかしな話と言えば「豊鉄タクシー」。たぶん「とよてつ」と読む人の方が多いのではないだろうか。ボクもタクシー運転手になる前までは「とよてつタクシー」だと思っていた。
だって親会社の豊橋鉄道株式会社、略して豊鉄は「とよてつ」だし、トヨテツオート、トヨテツホーム、豊鉄建設、豊鉄バス、豊鉄観光、豊鉄ターミナルホテル、すべて「とよてつ」という読みなのだから…。
どうしてタクシー事業だけ「ほーてつ」と読むのかは分からない。「とよてつタクシー」ではダメだったのだろうか?豊橋鉄道の関連企業ではないのならば、「とよてつ」ではなくて「ほーてつ」にするなんてことは理解できる。そう考えてゆくと、きっとタクシーだけは庶子、継子なので、「とよてつ」という正式名称をいつまでももらえないでいるのかもしれない。(♪あかんたれ~、あかんたれ~♪)(いや、知らない人はそれで良いのだけれど)
「ほーてつ」や「とよてつ」という呼び方以外に「名鉄」とも言われる。「名鉄」マークの行燈を付けているので遠めに目には「豊鉄」だと分からない。豊橋鉄道が名古屋鉄道、名鉄の連結子会社で、豊鉄タクシーも名鉄タクシーグループなので「名鉄」の看板を掲げているのだろうけれど…。
名鉄グループのタクシーチケットで利用されるお客様も多くて、「ほーてつ」指名というよりも「めいてつ」指名のほうが多いようにも聞く。
となるといったい豊鉄タクシーのアイデンティティはどこにあるのだろうか、なんて考えてしまう。だって、「セブンイレブン中野商店」とか「吉野家鈴木食堂」、「TSUTAYA田中レコード」、「はなまるうどん伊藤うどん店」、「ヤマダ電機吉田電気」なんてことと同じで「名鉄タクシー豊鉄タクシー」なんだろうし。(違う?)
お客様の多くは「めいてつ」と言うのだし、名鉄ブランドなんだし…。
「ほーてつ」「とよてつ」「めいてつ」なんて混乱するのだから、もうこの際「名鉄豊橋タクシー」なんて名称にすればいいのに、なんて考えているのだけれど。そのほうがスッキリするだろうしね。それに名鉄グループはもう「名鉄タクシー」一本にすれば良いのに、なんて思っているんだけれどね。なんか問題があるんだろうか?ないと思うのだけれど…。だって普通は「セブンイレブン豊橋駅前店」であって、「セブンイレブン中野商店豊橋駅前店」なんてないのだし…。違う?
と、今日も謎は謎を呼んだところで、寝るか。
さてと……。
名鉄豊鉄タクシー
その名鉄豊鉄タクシー。「タクシー運転士募集」だそうです。

1件のコメント

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    豊鉄タクシーだけがが何故ほうてつと読むのかのかと言うと…先輩から聞いた話しによると先に豊橋タクシー(現在は存在しない)が有り似かがわしいから間違えないようにほうてつと社名をしたそうです。

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