トヨタが田原に「革新ライン」導入

田原工場のライン縮小の話は昨年の春ごろからあったのだけれど、結局は「革新ライン」なんていうライン集約によって縮小、生産コストの削減を行うらしい。1ライン分の人員が過剰になるのだから、これから期間従業員としてトヨタ自動車を考えている人は止めたほうがいい。あるいは「社員登用」なんて夢をみている人は、さっさと諦めたほうが良い、そう思う。
社員だって本社地区に転勤なんてこともあり得るわけだから、せっかく工場周辺に家を建てたのに単身赴任なんて悲劇も起こるわけだ。将来的には田原工場は閉鎖される可能性が大きいのだから、このさい進んで転勤を申し出たほうが良いかもしれない。大清水や杉山、田原市内の地価は暴落するだろうし、田原市の財政にとっても危機的状態になる、そういう可能性だってあるわけだ。

トヨタ自動車は、高級車「レクサス」などを生産する主力組立工場の田原工場(田原市)に、最新鋭の生産ラインを導入する検討に入った。最新鋭の生産ラインはトヨタ社内外で「革新ライン」と呼ばれ、低コストを実現するとともに最大8車種まで混流生産できる。田原工場は2012年6月までに現在3本ある生産ラインを2ラインに集約する。集約に合わせて革新ラインを導入し生産コストを削減、超円高でも利益を出せる態勢を築く。

トヨタが田原に「革新ライン」導入 2011年 12月19日 (月) 総合面の記事 中部経済新聞社
円高ではなくて今の水準が妥当値、1ドル100円なんて時代はこない。人件費によるコスト削減も限界だ。としたら国内消費分も海外生産品を輸入するという時代、海外生産率が高くなるということだ。そのためには人員削減がこれからの急務になる。それがこの革新ライン導入なのだ。いわゆる人斬りライン。
国内での販売量は今以上に増えない。どんなに良い車を造ろうともそれは目に見えている。ガソリン車も終焉に向かっている。日本国内での大量生産大量消費という時代も末期だ。
工場は集約されてゆく。そしてその集約されたラインでこれまでのラインアップの車種を生産するようになる。労働者の負担は加重されるとしても、そのほうがコストを抑制できる。
大丈夫だ、トヨタは生き残る。日本車は消えるとしても。
新年、豊橋市内
「革新ライン」・・・共産党員のラインか、なんてジョークが聞こえそうだけれど…。

3件のコメント

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    田原工場が無くなる訳ないやろ。

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    田原工場なくなるって事も充分ありますよ。経営サイドからすれば全部海外で生産したいでしょうからね。日本から生産工場が消えるのも時間の問題でしょうね。経営者は非情です。働く側も来るべき日の為に備えておく必要がありますね。

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    田原工場がなくなる訳ない。わかってないなぁ、君は……。

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