とよはしまちなかスロータウン映画祭

毎年「行こう行こう」と思いながら、そして前売りを買ったりしながらも、結局毎年行けずにいるスロータウン映画祭が昨日29日から始まった。というかその前にいろいろなイベントをやっていて、10月9日には志の輔師匠の高座もあったのだけれど、そのチケットを取り損ねたことで、意気消沈、今年の映画祭も9月には終わった感がボク的にはあった。
映画も「まあ、DVD借りて観ればいいかあ」なんて思ったりして、それよりは「眠い」なんて徹夜明けの身体が楽のほうを選択する。で、相変わらずゴロゴロの休日だったり、夜勤前だったりで、これまた毎年恒例のスロータウン後悔祭になるのだろう。なんてすでに「行かない」ボクに対して「後悔」しているのだから、どうしようもない。
このイベントに魅力がない、というよりも、観たい映画がないのだから(いくら安くても)、やっぱりゴロゴロしているほうが楽しいのかもしれない。今だと「ほかいびと」とか「テザ・慟哭の大地」なんて作品を観たいのだけれど、豊橋でも名古屋でも上映していないので、これも諦めムードになっている。



そのスロータウン、豊橋市では交通事故死が県内ワーストで、すでに14人もの命が奪われている。老人、自転車というのがキーワードで、ファストフード化し病院もショッピングセンターも老人施設も、そして職場も全て郊外に移ってしまい、自動車を運転することを前提とした街造りが行われた結果が事故増加になっている。
その自動車を運転している間はある程度安全に移動できるとしても、高齢者が自転車や歩行者になった瞬間に危険に身をさらすことになる。コミュニティバス運行やタクシー助成券発行なんてものを自治体が行ったとしても、それはもう焼け石に水で、そんなものでカヴァーできないほど街はファストデンジャラス化しているのだ。
自動車産業というこの国の国体のために推進されてきた、誰もが目を瞑ってきた優遇政策の結果なのだ。要するに公害。そしてもうそこからどうあがいても抜け出せない、それどころか国体だけではなくて、国民も骨抜きにされてしまって、産業のためには死んでもいいなんて熱狂的なファシストの登場と同時に、若者を無気力にさせてしまった。
その罪は重いにしても、そしてもう取り返しがつかないにしても、またしても今回のTPP、国民のためなんて大局的な視野に立つというよりも、どちらかの優遇政策なんて偏向的なもののように感じる。農業か産業か、なんて構図になってしまっているようで、どちらにしても国民不在なのだ。
もうすでに食料自給率なんてのは半分以下なんだから、今さら米だけ国産でもねえ…。それよりは年金68歳なんてとんでもないよ…。
なんてことなのだ。我々貧困層は高い日本米なんて食べられない時代も来て、10キロ342円のカリフォルニア米を食べるに決まっているし、そのほうがありがたかったりする。おまけに自動車産業が今まで通り非正規での雇用を増やしてくれれば万々歳ってことなのだ。
「人は米のみにて生くるにあらず」
取り返しのつかないところに来ていて、今さら、なんて感じなのだ。
あ、映画祭の話だったのに…。ちゃんちゃん。
豊橋市交通事故ワースト

2件のコメント

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    ひろさん、こんにちは。
    関東自動車は分かりません。ライン作業は、最初のうちは体力的にも精神的にもきついかもしれませんね。
    まだ応募の段階みたいなので、今からでも身体を動かしてみたら?まあ、ラインだけではなくて、就職には体力も必要だし。
    人間関係も、どうなんですかね。職場によっても違うだろうし、ひろさん次第ってところもあるし…、それは何も自動車産業だけではなくて、どの職場でも同じだと思います。

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    ネットサーフィンしていてこのブログにたどりつきました^^。関東自動車の期間工に応募しようと思っているのですが、体力的には相当きついのでしょうか??半年ほど特に何もしてませんので・・・。後人間関係等はどういう感じなのでしょうか??

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