偽装結婚承ります

兵庫や大阪でタクシー運転手が偽装結婚の相手として狙われるという事件が起きた。報酬目当ての結婚で、その金額は「50万円」。高いか安いかは別として、籍を入れるだけで50万円が手に入るのだから、独身男性、特に結婚する予定もなく、もうすでに人生を諦めている、そうボクのような男にとっては、おいしい話だ。
タクシー運転手が狙われたという最大の理由が「ボクのような男」が多いからだ。結婚の予定もなく、すでに人生を諦めている男が多い職業だから、籍を汚すなんてことも平気だし、婚姻届を出すだけで50万円が手に入るなら、喜んで(それぐらいの)罪を犯してしまうのだろう。理解は出来る。普通に考えれば廉価な取引なのだろうけれど、ただ婚姻届に名前を書くだけで、いやもしかしたら名前すらも書かずに「ああ、いいよ」ってことなのだろうから、なんなら偽装結婚どころか偽装縁組だろうがなんだろうが、やるに決まっている。
それほどタクシー運転手は貧しい。

 外国人女性の「偽装結婚」の相手役にタクシー運転手が狙われる事件が、兵庫県内や大阪などで相次いでいる。報酬目当てで応じてしまい、運転手仲間のつながりから芋づる式に拡大。第三者の目のない車内で、初対面でも話が持ち掛けやすい環境もあり、ブローカーが介在しない「直取引」が公然と横行しているようだ。(飯田 憲)  「数年間で10組近く、運転手ばかりを紹介した」。今年8月、偽装結婚を仲介したとして、兵庫県警に摘発されたタクシー運転手の男(50)はこう供述した。
 県警は、一連の事件で、神戸市内のエステ店で働く20~30代の中国人の女3人と、“夫”役になった50~60代の男4人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。全員がタクシー運転手だった。

〝夫〟はタクシー運転手 中国人女性の偽装結婚横行 – 47NEWS(よんななニュース)
そしてそれほどタクシー運転手は困っている。
どうだろう、偽装ではなくて、婚姻生活の実態のある偽装だとバレないかもしれない。同じアパートに住んで、そして別々の生活を送る。いや、バレるバレないではなくて、偽装ではなく家族として共同生活するってのはどうだろう。その支度金として50万円なり100万円なりを受け取る。ルームシェアすればいいだけだし、家賃光熱費も折半すればこっちもありがたい。
タクシー運転手なら解るのだけれど、今度は自衛隊の陸曹長が偽装結婚で逮捕された。
朝日新聞デジタル:陸自隊員、中国人女性と偽装結婚容疑 「金に困って」 – 社会
いったいいくらもらったのだろうか?自衛隊員なので、もう少し高いのかもしれない。いや「行政文書の管理などの事務作業を担当」ということなので、その文書も一緒に「売った」かもしれない。いわゆるハニートラップの臭いもする。
偽装結婚といいながら、かなり親密な仲だったりして、罪を軽くするための偽装ではないのだろうか。偽装偽装結婚…。これもタクシー業界と同じように、自衛隊のネットワークを通じてかなりの数の自衛隊員が偽装結婚を行っているのではないのだろうか。いや、自衛隊の場合は、偽装偽装結婚という罠にはめられているのではないのだろうか。
まあ、そんなことはどうでもいい。この国のことよりも、ボクの残りの人生をどう楽に生きるかということのほうが重要なことなのだ。
偽装結婚承ります。生命保険付。価格応談。
ぎょぎょランドにて

1件のコメント

  • blank

    お願いできますか。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA