車いすとタクシー
車いすでのタクシー利用者は100人に1人、もっと少ないだろうか。
車いすとタクシー
ご乗車していただいた後に、折りたたんでトランクに積み込む。
重いので積み下ろしの時に車のボディやバンパーを傷つけることもある。女性ドライバーにとってはけっこう大変な作業のようでもある。トランクが閉まらない場合もある。その時のために、ゴムバンドを準備している。
乙武さんの入店拒否問題
乙武が車いすを理由にレストランへの入店を拒否され問題化している。障がい者差別や配慮を欠いたのではないかと考えながらも、店側に同情もする。
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/23(木) 09:18:41.23 ID:6DiskL0f0
料理店としての仕事はご飯を作って対価を貰う
これだけだぜ?なんで障害者を関係のない料理店のスタッフが運んでやらないといけないわけ?
いつの時代から料理店はヘルパーの仕事もやるようになったの?
出典:乙武さんがすげぇいい事言ってる件wwwwww|ねとつあ
この件についてではないが、タクシー運転手の中にも「いつの時代からタクシードライバーはヘルパーの仕事もやるようになったの?」と言う人も多い。
付添人が必要な車いすの方は普通のタクシーではなくて、介護タクシーなんてものがあるのだから、できればそれを利用してもらいたいと思う。出来る限りのことはやらせてもらうとしても、自分の身体を支えられない人やけがをしている人、妊婦の方なんてのは気を使うので、本音は「嫌だなあ」なんて思う。
何かが起きた時に運転手の責任を問われることもあるだろうし、自身を支えられないのだから事故の時に被害度が増すだろうし、急ブレーキで頸椎捻挫なんてことにならないとも限らないし、なんて不安はある。
道路運送法第13条
13条は、運送の引受け及び継続の拒絶について定めている。「付添人を伴わない重病者」は乗車拒否できるという規定があるけれど、身障者の場合は違うのだろうか、妊婦の場合はどうなんだろうか、なんて考えている。
電動車椅子であるという時点で物理的に無理だし、妊婦の場合だと人道的なことも考えるけれど、安全性の確保が出来なけないのであれば…車内で誕生なんてことになったらお互い困るだろうし…やっぱり断りたい。
介護タクシーの車両とドライバー
というよりも、もう少し介護タクシーが増えることが望ましいのだ。それには行政の補助も必要だ。「タクシードライバーはヘルパーの仕事もやるようになったの?」ということではなくて、「タクシードライバーはヘルパーの仕事もやるもんね」なんて、介護タクシーの増車とタクシードライバーの介護資格の取得を行政側で促進補助するなんてことを推進しなければ、「誰もが不自由のない社会」なんてものは到来することはない。
今回の乙武さんのやり方は問題だけれど、それでもこの問題はみんなが解決しなければならないことのだし、個人攻撃ではなくて、社会の問題として提起することを彼の力でやるべきだったのかなあ、なんて考えている。
全国タクシー配車のように、全国ヘルパー配置なんてアプリで近くにいるヘルパーがすぐに駆けつけるような仕組みを官民で作ることが必要かなあ、なんて思うし、そうすればヘルパーの需要も収入も増加するのかなあ、なんて思う。要するに「誰もが」というwinwinの関係構築、それが第一歩なのだろうね。