投票日の風景

豊橋市議選、投票率48.43%は、やっぱり市民の政治への関心の薄さの現れと見るのか、先日行われた県議選の38%よりは10%も高いのだから、市民は政治に期待していると見るのか、ボクはどうも前者のように感じる。前回の51.73%を下回っているのだし。

政治より景気、ボクたちの生活の質は経済が決めてくれる。地方議会は企業やボクたちから巻き上げた税金の分配を決めるだけの場所、のように思ったりもする。どれほどの政策を考えたところで、ボクたちの生活は良くならない。政治家の自己満足のためにどれほどの税金が使われてきたか。箱物政治が良い例だ。

住みやすい街はボクたちを満腹にしてくれますか?どれほどの税金がこの選挙に使われたかは知らないけれど、何も変わらないのならば、選挙なんてないほうが世のため人のためになるのだけれど。
そうは思っても、やはりなにかにすがる気持ちで投票に行った。きっとみんな「頼むよ」という気持ちで投票したのだろうと思う。

日曜日の夜、明日からは選挙カーからのアナウンスもなくなって、街が少し静かになるのだろうね。季節は選挙の間に春らしくなっていて、ボクは冬物を押入れの奥の方へとしまった。これからNHKの開票速報を見ながら眠るつもり。あいかわらずこの安アパート界隈は一升瓶の中の静けさの中にあって、隣の部屋からもその隣の部屋からもシアワセなんて音も匂いもそれに気配までもしない。ボクたちはそれでも眠れるだけのシアワセがあって、それが全てだったりする。

このままで暮らせるという保障だけがあればいいと、ボクたちは思っている。それがボクたちの政治に期待するところでもある。変わること、それがすべて良くて正しいわけではないのだよ。

選挙の風景
誰にしようかな…。

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