イオンモール豊川開店と周辺道路について
イオンモール豊川が開店間近です。4月4日だそうです。5月の連休前、開店にはちょうど良い日なのでしょう。
ボクたち、タクシー業界も(ボクの界隈だけれど)3月20日の運賃値上げとともに、3月の流行語大賞になりそうな勢いです。でも「“asbee+”が出店するんだってね」とか、「“回転寿司 炙り百貫”って美味しいのかなあ」なんて話ではありません。
では、どういう話かというと「タクシーで行くとしてどういう経路を取る?」とか「周辺混雑しないかね」とか「コミュニティバスの経路時刻も変わるんだろうね」とかとか。
そんなこんななので、少し考えてみました。
豊橋からの経路
Google Map
まずはGoogle Mapに聞いてみました。
図1 イオンモール豊川経路(1)
1.国道1号線宮下交差点→桜町交差点右折→蔵子6丁目交差点左折
2.宮下交差点 右折→151号線下長山町アワラ交差点左折
図のように、順当なルートを先生は示してくれました。先生はえらいのだ。
豊川市都市整備部開発地図より
次に、豊川市作成「名鉄八幡駅周辺地区のまちづくり」に掲載されている「広域誘導の考え方」を基に考えてみました。
図2 広域誘導の考え方(豊川市 都市整備部)1
このように、豊橋方面からだと宮下交差点が基点になります。
上の1と2に加え、次の3コースが考えられます。
3.国道1号線宮下交差点→穴田交差点右折
4.国道1号線宮下交差点→小山交差点右折→篠束高見交差点左折
5.国道1号線宮下交差点→小坂井交差点右折→堺交差点左折
宮下交差点
これまで考えてきたように、豊橋からだと宮下交差点を使って、宮下、小坂井、小山、桜町、穴田の交差点を右折、篠束野口線を使い、駐車場へと進入する経路になりそうです。
図3 イオンモール豊川周辺図2
混雑状況
ナビが市道を案内する場合もあるでしょう。ただ、ルートによっては狭路や生活道路を含むリスキーな経路になります。
イオンモールの出店に際しては、渋滞緩和施策により道路の拡張など行われています。しかし地元住民としては事故や渋滞などの問題を憂慮しているようです。渋滞や事故だけでなく、騒音、ゴミ、治安、心配は尽きません。
図4 イオンモール豊川 主な交通渋滞緩和施策
気を付けたいこと
さらに、市民病院に近接しているので、救急車が頻繁に出入りします。救急車両の出入口を整備したそうですが、出入口では事故は起きません。その周辺で起こります。特に最近では交差点での事故が増えているのではないのでしょうか。そういった、優先されないための事故、事故による遅延するということも起きます。
実際、上記交差点内ので救急車と一般車の衝突事故も発生しています。
図5 国道1号線 宮下交差点での事故
イオンモール豊川への基点、宮下交差点で2021年7月に起きた救急車と一般車両の事故です。
イオンモール発のバス
店舗へは、名鉄八幡駅から歩いて10分ぐらいでしょうか。ただ、電車ですと豊橋からは名鉄豊川稲荷駅(JR豊川駅)か名鉄国府駅駅経由になります。かわりに、豊鉄バスを利用すると直接行くことができます。そして豊橋駅発が1時間に2本あります。
コニュニティバスを利用するという方法もあります。その場合、御津線、小坂井線、音羽線が御津駅、西小坂井駅、伊奈駅経由で乗り入れています。
このように、イオン豊橋南へ行くよりも交通の便は良さそうです。
行きは良い良い帰りは怖い、ということで、イオンモール豊川から出発のバス・コニュニティバスの時刻表を作成しました。運行前のものですのですので、実際に乗車するときには豊鉄バスやタクシー、市役所に確認してください。