木枯に岩吹きとがる杉間かな（芭蕉） 蕉翁最後の東下の旅の途中、元禄四年（１６９１）閏１０月２３日新城在住の太田白雪に案内され、鳳来寺山に来た時に詠んだ詩だ。 雨上がりの朝、ボクたちは鳳来寺山へ行った。 鳳来寺への参道、あ[…]

象選挙、豊橋市市長選の投票日だ。 待機場でもその話題で盛り上がったりする。世間は複雑な問題を自分たちの生活環境に合わせて矮小化し単純化、形骸化する。今回の選挙も「象飼育」VS「市長、市職員の給料カットなどの経費削減」とい[…]

昨日、田原市緑が浜、トヨタ自動車田原工場やアイシンAW田原工場の西側遊休地でメガソーラー起工式があった。「発電能力は５０メガ（５万キロ）ワットで国内有数の規模となる見込み。２０１４年１０月に発電を開始する」そうなのだけれ[…]

テレビのない生活がもう1年近くなる。と言ってもパソコンを利用してテレビ番組を視聴するので、正確には「ない生活」ではないのだけれど、とにかくテレビという電化製品はない。そうなるとどうなるかというと、別にテレビを観なくても平[…]

コメント、メールありがとうございました。 山や森の中。一歩足を踏み入れると、そこは豊かさとは別の空間があって、ボクの心拍数はあの頃と近づいてくる。登山というよりも旅になってくるのです。どうしようもなく、ただ何かを探し回っ[…]

市長選が告示された。興味もない。市長選のことどころか、世の中のことほとんどに興味がない。原発なんて問題も、電気代が安くなる、それも劇的に「原発増設で半額セール」なんてことになれば、諸手を挙げて賛成するだろう。ついでに雇用[…]

垂直にこぼれ落ちた時間が、太ももを生ぬるく伝わる。夕方のスーパーマーケット、惣菜売場、売れ残り見切品はキレイサッパリ売切れていて、ボクの憂鬱さを加速させる。お昼ご飯に続いてまたカップ麺の夕食。腹の虫が泣き止むとやがて目か[…]

君とボクとは、運命なんてボクたちが呼んでいた出口のない迷路の中で（それも、あの、カビ臭い夕方にだけ）愛し合っていたんだろうと思う。 永遠という時間を探すことに疲れ果てて、というか、出口がないということがキチンと分かってし[…]