結婚しない

テレビのない生活がもう1年近くなる。と言ってもパソコンを利用してテレビ番組を視聴するので、正確には「ない生活」ではないのだけれど、とにかくテレビという電化製品はない。そうなるとどうなるかというと、別にテレビを観なくても平気になってくる。娯楽番組などはほとんど観ないので「スギちゃん」の面白さも分からない。それでも生活に支障をきたすことはない。HDDに録画しまくって、休日はテレビ三昧なんて人も多いし、今のテレビはそういったことを可能にする仕組みになっているそうなのだけれど、逆に自由なんてものをテレビに奪われてはいないかと思ったりもする。
「結婚しない」というドラマが放映されているらしい。これは見てみたい。理由はただひとつ、菅ちゃんが主役だからだ。そうそう菅野美穂さん。
「君の手がささやいている」あのドラマ以来、実はファンだったりする。泣けたし、ずいぶんと勇気をもらった。手話を習いたいなんて思ったことさえある。きっとあのドラマ以後、手話を学ぶ人が増えたに違いない。それぐらい影響力があっただろうと思う。テレビは世の中を動かす。それは良いことばかりでもないのだけれど…。
豊橋のとあるバス停にはたまに菅野美穂さんの特大ポスター広告が掲示される。豊鉄バスの新川バス停なのだけれど、そこはファンにとっては(きっと)聖地だったり、(たぶん)パワースポットだったりする(のだろう)。車だと分かりにくいのだけれど、バスを利用したり、徒歩、あるいはボクのように自転車を足にしている人は「おっ」なんてかなりインパクトのある大きさなのだ。
ファンであるボクはもちろんそのバス停詣でをする。そしてポスターに向かって手を合わせる。まあ、そこでかなり「ほっ」とするのだけれど(あの黄色の色使いも暖かい感じがするしね)、中にはかなりの時間をそのバス停で菅ちゃんと一緒に過ごす人もいる(と思う)し、サントリーの角を飲みながら、そのポスターと話をする人もいる(と思う)し、また中には、きっとここでは書けないようなことをする人もいると思う。
学問全般にご利益があるらしい。だって「菅ちゃん」だからね。
こんどのドラマ、「結婚しない」人が増えるかもしれない。いやもうすでに増えているし、20代独身男性の3人に1人は「結婚したくない」という調査結果もでていることなので、「しない」ことが美しいことにならないか、なんて「(たぶんもう)結婚しない」おじさんは危惧しているのだよ。
菅野美穂1
菅野美穂2
菅野美穂3

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