朝夕に大根の恩や冬籠り（井上井月）
スーパーでは大根や白菜を半分、四分の一にカットして売っているのだが、丸のまま買ったきた方が持ちが良いようだ。どうしても切り口から痛んでくる。独り暮らし、大根も白菜もひとつあれば一週間や十日はある。冬はその大根や白菜はありがたい。
野菜が高い。青物は少し前の1.5倍なんて値段で、アベノミクス効果でもないだろうけれど、生鮮食品はインフレ傾向。どれも高いのでかいわれ大根を買う。大根に大根で、なんだかバランスが悪いような気もするけれど…。
そう言えばクリスマスイブ、ケーキなんざ女子供の食うものなんかよりは、惣菜店で煮しめを買ってきて、クリスマスプレゼントで頂いた焼酎で一杯。コンビニの店頭では「ケーキいかがっすか」なんてサンタクロース姿の店員が販売していたのだけれど、ああいうのってのは予約で買う人がほとんどじゃないのかなあ？
スーパーではおばさんサンタがレジにいたりして、一瞬キャバクラか、なんて思ったり…。ああいうのってのはみんな好き好んでするのかなあ。「店長、わたしがサンタになりますぅ」なんて言うのかなあ。というよりも、やっぱり業務命令で着せられているのかもなあ。おばさんサンタは妙に色っぽかったりで、それはそれで良かったけれど、その色艶がクリスマス商材の増販には繋がらないと思うのだけれど…。
子どもの頃は、そう言えば生クリームなんてものじゃなくて、バタークリームだったのだけれど、あれはあれで美味しかったなあ。箱に付いたクリームまで舐めたりして…。あの味が懐かしかったりする。クリスマスというよりもケーキの日だったか。
まあ、まったく出費の多い月ではあるなあ。関係ないけれど…。
寒波襲来ということで冷え込むらしい。積雪、路面凍結……。ドライバーにとって最も危険な季節。あの路上生活している人たちにとっても危険な季節。ホームレスもまた増えたなあ。この時期になると多くなるような気がする。ケーキよりは景気か。なんて古典的なダジャレでイブの夜もふけてゆくのだ…。寝るか。