中高年の期間従業員

トヨタ期間従業員の募集要項では「59歳まで、49歳以上は工場経験者かフォークリスト免許所有者」となっています。49歳が一応の目安なのでしょうか。寮や、通勤バスの中では、40歳代の人もちらほら見かけますが、全体での割合だと1割ぐらいではないでしょうか。50歳代になると当然もっとすくなくて、数えるほどしかいないような。やはり20歳代が最も多いように感じます。

三河田原駅
三河田原駅

40歳なんていうと「働き盛り」なんて表現されますが、ライン作業をするには大変かもしれないですね。なにが一番違うかというと、回復力だと思います。個人差はあるでしょうが、20歳代の人と比べてやはり次の日の辛さが違うと思うのですが?

会社のほうも考えているのかどうかは分かりませんが、ボクの知っている50歳代の人は全員運搬です。フォークリストに乗っている人もいましたし、ユニエレカに乗っている人などです。それでも、ラインタクトに合わせるには、「楽」ということはないほど時間に追われ、いつも小走りで動いているようです。

社員の人も、そういえば現場で働いている人に、所謂団塊の世代という人たちが少ないと思うのです。ボクの組には一人しかいませんし…。もちろん職制ですが。現場でラインに入っている50歳代の社員というのも、もしかしたら少ないのかもしれないですね。

というか、社員の年齢別比率も20歳代30歳代が多くて、40歳代からぐっと少なくなっているように感じるのですが、中高年はどこに行ったのでしょうか。

2007年問題などと言われていますが、以上のようなことから、どうもトヨタではあまり関係が無い話のように思います。このへんもトヨタのスゴイところかもしれないですね。というか、期間従業員や派遣社員が一万人ほどいて、応援率が40パーセントあるということ自体スゴイことなのかもしれません。

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