またしても寝休日。一日中ゴロゴロでした。おかげで腰が痛い。へんな姿勢でパソコンの画面を睨みつけているからでしょう。テレビを見ながら、GoogleやYahoo!で検索しては面白そうなサイトを見る、と言った、多画面生活（というのだろうか）。

正しい期間従業員の休日、布団はとりあえず干せ。

ま、それにしても、男というものは（女性もでしょうか）議論が好きですね。平行線でしか終わらないだろう話を延々と繰り返してみたり、時には口角泡を飛ばしながら、もうつかみ合い殴りあうしかないだろうぐらいの激しさになるときも、時としてありますよね。

もうそうなったら、議論というよりもいかに自分のほうが正しいかという自己主張しかなくなって、はじめの議論から大きく脱線して、相手自体を攻撃し始めます。そして、お互い理性もなにもなくなり、一巻の終わり。友情も愛情も今まで築き上げてきたもの全てが、その議論のために終わってしまいます。愚かなのか、仕方ないのか。

少し年を取ってからは、ま、少しぐらい余裕が出てきて、「こいつ分かってないな」と心の中で呟きながら、負けてやるということも出来るようになります。「そうだね、そういう考え方もあるよね」と、ま、聞き方に徹するということの賢明さを、以上のような失敗から学んでいるのでしょうね。

議論して、ま、得るものというのは少ないようにも思います。議論には知識が必要となるのでしょうから、ある意味「お前知らないだろうけど」みたいなニュアンスで話はじめることもありますから、相手も「ふん、それぐらい知ってるさ。なら、このことは知らんだろ。」と、知識合戦に至ることも多々。そうなると相手が正しくても「いいえ、違います」と言わなければ気がすまない。それで「いいや」という言葉を使い始める。

そういう悪しき議論癖のついている人は、「いや」とか「いいや」とかいう否定語から話始めますよね。まるで接頭語のように。

「エビちゃんかわいいよね」
「いや、エビちゃんかわいいですね」

といった感じですね。
ボク、思うのですが、やはり人と話すときには「いや」なんていう否定の言葉から入らないで、「そうですね」とかのほうが良いんじゃないかと。

「明日の天気は雨だろうか」
「いや、明日は降らないそうですよ」

よりも

「そうですね、降りそうな天気ですよね、でも降らないそうですよ」

と言ったほうが、とても良い感じだと思うのですが？（例が悪いのですが）

「NOと言えない日本」なんて本がありましたが、あれ以来日本人はなんでもかんでも「NO」をつけることが美しいと思う言葉の感覚を身につけたのでしょうか。ボクは、会話においては、相手のことを否定するような言葉遣いは避けたいと考えているのです。

「あなたバカですね」
「はい、ま、良く言われます、でも、ま、それほど生きるうえで不便でもないのですよ」

なんて答えようと思っているのです。
TBした「不用意」（by sugarless//）ですが、「なるほど」と感心しているのですよ。