責任感とか

那覇空港での中華航空機炎上事故のニュースを見ていて思ったのだけれど、パイロットが最後の最後まで残っていて、そして乗客乗員が全て脱出した後に、コックピットの窓から飛び降りた姿を見て、ああ、責任感ってのはこういうものなんだろうと。死の恐怖とか、あるいは生物が持っている自我なんてものは、訓練次第では、あるいは、職業という意識の内では捨てきれるものなんだろうか、なんてことも思ったり。
そうなると職業とは、「ごう(業・karman)」と信じていたりしたのだけれど、やっぱり「ぎょう(業・professional)」なのでしょうね。神業とか離れ業とかの「業」なんだろうと。業が深いとか業突く張りの「業」じゃなくてね。

これが28日には皆既月食の月になる月。ボン・シャンカール。
9日間の夏休みが終わって(社員、一部期間従業員の中には休み期間中に出勤されていた方もいますが)、また長い長いラインが動き始めましたね。午前最初のほっとタイムまでの長いこと…。永遠が、また見えそうになったり。
個人的には、風邪が治っていなくて、薬も効いていたのか、身体がフワフワする感じで、感覚的な全てが10日前の倍ほどの感じで。音も重さも、速さも暑さも…。時間の過ぎるのも2倍ほど遅く感じたり。
長期休暇後は、やっぱり来てない人が何人かいますよね。退職手続きをして辞めたのか、そのまま逃げるように辞めたのかは分かりませんが、ボクの組にもひとり。去年の70人/8月というのは、きっと夏休み明けに集中したのでしょうね。今年も、それぐらいいるのでしょうか。それを見込んでのトヨタ九州や関連企業からの大量応援者投入だったのでしょうか。
暑中手当とか残暑手当とか出ればいいのにと思っています。ボクが初めてトヨタに来た年1994年までは、6ヶ月在籍手当なんてのはなくて、盆正月とゴールデンウィークの長期休暇前に5万円の手当が出ていたのですよ。たぶん、それは、長期休暇後の退職者予防策といった意味合いもあったのかもしれませんね。
その予防策がいらなくなるほど、期間従業員に来る人たちの意識が高まったのでしょうか。何の意識?う~ん、それも、かなり難しい問題で、期間従業員ってのは職業でもないのだろうから、責任感といったものを突きつけても、それは、少し場違いな気もするし。
だって、替わりはいくらでもいると言われているのだし、その通りなのだろうし、そう言われて都合の良いときだけ責任を押し付けられてもね。いえ、押し付けられても良いのですよ。どんどん背負いましょう。でもそうなると同一労働同一賃金ってなことにしてもらって、ええ、ま、寮費も払いますから、ウェルチョイスも付けてもらわないと、なんて、ことになるから。
ボクは、複雑なことを言うつもりはないのですよ。何度か書きましたが、働くって言うことは、何もトヨタという怪物のためじゃなくて、それはやはり自分のためだろうし、少し広げて同じ組の人のためとか、GLのためとかTLのためとか、ええ、ま、仲の良い社員のためとか、同郷の社員に恥をかかせるわけにはいかないとか、そんな身近なことなんだろうと思うのです。
なんて考えると、那覇空港での中華航空機炎上事故、機長は職業上の意識というよりも、きっと台湾人としての意識、それは「ぎょう(業・professional)」ではなくて、やっぱり「ごう(業・karma)」なのかもしれないと…ふと、思っているのだけれど…。

1件のコメント

  • blank

    お前みたいな奴が多いから派遣社員や非正規社員には重要な役割やらせねえんだよ。ただ自分の為だけで働いているなら、無人島で畑でも耕しとけや、馬鹿が!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA