教育費についての福島みずほ議員のこの記事はいいね

企業内学校、例えばトヨタ学園高校などに進学するということについて、ボクは疑問に思うところもあるのだけれど、家庭の事情なんかによっては、間違っていない選択だと思うのです。トヨタ学園を卒業した若い人と話すと「親孝行だなあ」なんて感じることのほうが多いことも確かですしね。
九州から入学する人もいて、そのほとんどはやはり家庭の事情、「親の財布」の大小で決めたという人が多いと聞きますし、ボクの知っている学園卒の社員の人も、親を助けるなんてことで入学して卒業、トヨタマンとして働いています。本人はそんな事情を悲しくは語らないのですが、同級生が親と一緒に住んで、母親の作った料理を食べて、そして洗濯も掃除もなにもかも母親がやってくれる生活をしているというのに、彼らは16歳の春からひとりでそれをやって、そして先輩と同室という環境で勉強というよりも、労働という感の強い生活を送っているのだから、それはやはり豊かな世の中の中にあっては、悲しい物語なのかもしれません。
そういった家の経済的な事情、貧しさがバネとなって働くということに対峙しているということもあるだろうし、その中から人間としての優しさとか強さというようなものを学びそして会得してゆくのかもしれませんね。
厳しい寮生活では上下関係や礼儀なんてことも学び、そしてひとつになるという、豊かさの中で、例えば家族という「ひとつになる」場所も曖昧になっている今の世の中においては忘れかけられている、貴重な体験をするのだろうと思います。

福島みずほのどきどき日記 教育費について
問題は、家の経済的な事情で進学を断念をしなければならないということである。
親の財布の大きさが、子どもの未来を決めている。
 世の中は、豊かになっている面もあるけれど、このような点はとてつもなく生きがたくなっている。
 大学の授業料の無料化はできないか。

例えば、授業料が無料化になったとしても、地方の子どもたちが進学するということは、アパート代とか生活費とか、その授業料よりも多い金額を負担しなければならないということもあって、地域間の格差というのは教育費でも子ども一人に対して数百万円もあると思います。
地方、特に僻地と言われるような地域ですと、高校生から下宿とかアパート暮らしをしなければならないということもあるし(ボクもそうでしたが)、そうなると兄弟4人もいれば誰か犠牲になる子どもも、それも16歳から、いて、そういう話は「昔のこと」ではなくて、豊かだと言われる今もあって、企業内学校なんてのは、そういう家庭を救済するという役割も果たしているのでしょうね。
二部とか通信制とか言う方法もあるのだけれど、卒業したとしても、今度はその貧しい家庭を救済した企業が採用してくれるかどうかということもあるのだろうし・・・。
入学シーズン、今日は小学校の入学式なんだけれど、母校は廃校になって、子どもたちは距離にして7キロほど離れた統合された小学校に通学(それもタクシーで)するようになってしまいました。中学校は更に遠くて20キロ近くあって、高校になると40キロほどあるのですが、こういったことも教育問題のひとつで、やはり「世の中は、豊かになっている面もあるけれど」「生きがたくなって」いるようにも感じるのです。
話が少しバラけてしまったけれど、この時期ってのは、ボクの過去のことも含めて学校ということを考えさせられるのですよ。
#ほんとバラけたね、ごめんごめん。

散るからサクラ?

6件のコメント

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    にっけるさん、こんにちは。
    そうそう、防大って難関校ですもんね。ま、国防を担う人たちですから、それなりの、ね。
    違う分野に、ってことにはならないくらい、洗脳、じゃない、国防意識に目覚めるのかもしれないですね。
    かなり厳しいそうですしね。

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    防衛大って確か、国立の豊橋技科大よりはるかに偏差値の高い大学だから、受験してみたらとは簡単には言えないけれど、戦争の嫌いな人は、卒業後、全然関係ない分野に就職してみるのもいいかもね。

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    >通りすがりさんへ
    国のだとそういうのがありますね。建設大学とかもかな。あと職業訓練大学とか。
    そういうこともありますよね。今まで我慢していたものが一気に噴出すってこともあるだろうし。そういう意味ではトヨタ学園のように、学生の時は手当程度をもらって徐々にって感じが良いのかもしれませんね。
    >名無しさんへ
    そうですね。投資、ってことを言う親御さんもいますが。スポーツもだけれど、塾なんてのもね。
    なんかそんなことを考えていると、アフリカを想起しますね。スポーツへの機会があれば、身体能力は高いから…。
    >稀さんへ
    ま、そんな学校はありますよね。実習もあったのだろうし、って、トヨタ学園?かも。
    前に書いたカナさんも娘さんに「自衛隊に行け」って…。
    きっと、学園卒の人なんかに言わせると「寮が個室ってだけでも良いよ~」なんでしょうね。
    散歩は行きましたか。
    今頃が一番の見頃かも。すごい花吹雪だろうし・・・。

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    親の財布。
    そうですね。
    自分も大概お金のかからない学校だったな・・・。
    入学で教科書代とか制服代とか10万ぐらいかかったほかは
    授業料5千円
    寮費5千円
    出してたけど
    月3万はがっこからもらっていたから・・・
    残りの2万は食費と小遣い・・・バイトもしてたし。
    お金は困ったことないな。
    寮は風呂・トイレ共同だったけど・・・・。
    2年までは2人部屋だし・・6畳で。
    なんのがっこかは想像にお任せします。
    ま・・・親としたらかなり助かってたと思う。
    兄弟も居たしね。
    ここにしろ。
    と・・半強制的だったな。
    ま・・・いいんだけど。
    桜が散ってしまう・・
    明日こそは散歩しよう。

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    全てとは言いませんが、大抵の事は一般的に経済力で決まりますよね
    スポーツなんかにしてもそうですよね。顕著なのはゴルフやフィギュアスケートですか
    貧乏人の子供達がゴルフやフィギュアスケートを野球やサッカー並に軽い気持ちで出来ればかなりのレベルアップになると思うんだけど…

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    自衛隊のしょーねんこうかがっこーとか。
    あと、防衛大学とか。
    実務(というか国防)を学びつつお給料もらって…
    親孝行な人は親孝行ですけど、育ちが貧しくて金銭感覚に乏しいと初任給でそんな金銭感覚が完全に破壊されます(笑)
    23で現行フェアレディZを新車で買った同期もいたし。

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